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「津田梅子の新5,000円札」10万5,000円で落札される…“21倍の大化け”、エラー紙幣でもないのになぜ?

  • 2025.7.23
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

今回は、2025年4月12日に入札が締め切られた銀座コインオークション「第122回 ⼊札誌『銀座』」から、とある新五千円券の落札価格に注目してみます。

昨年7月から流通が始まり、今ではすっかりおなじみの存在になりました。お財布の中に、津田梅子の肖像がプリントされた新五千円券が入っている方も少なくないかもしれません。

ところが、中には額面以上の価値を有するものもあるそうで…?驚くほど高値で落札された新五千円券について、詳しくご紹介させていただきます。

新五千円券が10万円超えに!?

2025年4月12日に入札が締め切られた銀座コインオークション「第122回 ⼊札誌『銀座』」では、とある新五千円券が105,000円という衝撃の価格で落札されました。

それは、ロット番号579「津田梅子5000円札 2桁 AB777777PN 未使用品」。スタート価格は50,000円のため、実に2倍以上の価格で落札されているということに。新五千円券に10万円以上の価値がつけられるなんて、本当にすごい話ですよね…。

しかしながら、どうして今も発行され続けている新五千円券に、それほどの高値がつけられたのでしょうか?

記番号が特殊であること

「津田梅子5000円札 2桁 AB777777PN 未使用品」をよく見ると、記番号の数字が全て7であることがわかります。

このように、記番号が「ゾロ目」の紙幣は、コレクターからとても高い人気を集めているのだそう。そのため、高値で取引されるケースがあるそうです。

「ゾロ目」以外にも、数字が「123456」や「567890」と「連番」になっていたり、「000001」と「キリ番」になっていると高額になる場合があるのだそう。また、アルファベットが「AA/AA」の紙幣は「AA券」と呼ばれており、とても人気があるようです。

まだ使われていないこと

さらに価値を上げているポイントは、出品された紙幣が「未使用品」であること。

一度使われたものよりも、誰も使用していないものの方高値で取引されるのは、わかりやすい構図ですよね。

新券(新札)を入手する上で、最も確実な方法は、金融機関で両替してもらうこと。ただし、当たり前のことではありますが、狙った記番号が記載された紙幣が手に入るわけではありません。

残念ながら、高値で取引される紙幣をゲットできる可能性は、かなり低いと言わざるを得ないでしょう。

いますぐお財布の中をチェックして!

キャッシュレス化が進んでいるものの、まだまだお買い物で現金を使用している方も多いでしょう。

もしお財布の中に紙幣が溜まっている方は、一度記番号をチェックしてみると良いかもしれません。

運が良ければ、コレクターから人気を集めているレアな数字やアルファベットが記載されている可能性もあるでしょう。ぜひ確認してみてはいかがでしょうか?


出典:銀座コインオークション「第122回 ⼊札誌『銀座』」(https://ginzacoins.co.jp/_file/ja/article/445/button2/2/)(最終閲覧日:2025-07-22)



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