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「君10階でしょ?あたし19階」タワマン社長(28)が震えた…セレブ小学生たちによる“闇深き階層マウント”

  • 2025.7.15
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

「君10階だよね、あたしんち19階だからさ」

そんな衝撃な言葉で振り返るAさん(28)は、年収1000万円超で、お酒の販売会社の経営者だ。関東のタワーマンション20階で暮らす彼が目撃したのは、大人顔負けの「階層マウント」を繰り広げる小学生たちの姿だった。同じ学校から同じマンションに帰ってくる子どもたちが、エレベーターの中で展開する想像以上にシビアな現実とは。

「あたしんち19階だからさ」エレベーターで勃発する小さな戦争

Aさんのマンションには家族連れが多く、同じ学校から帰ってくる小学生のグループが3人程度で行動している。そんな彼らが繰り広げるのは、階層の高さによるマウント合戦だ。

「『君10階だよね、あたしんち19階だからさ』みたいな会話を直接聞いたことがあって。景色の見え方で優越感を示すんですよ」

低学年の子どもは気遣いができないため、素直にマウント行動を取ってしまう。その時、男の子が低層階、女の子が高層階という状況で、女の子が圧倒的な優位性を示していた。同じタワーマンションに住んでいながら、階層の違いで子ども同士が格差を感じてしまう現実に、Aさんは複雑な心境を抱いている。

「エレベーターにバーっと乗り込んで、三人ぐらいで友達同士で帰ってくるんですよ。そこでやっぱり、子ども同士で階数マウントを取るんです。大人以上に、子どもの方が素直にそういうことをやっちゃうんですよね」

「19階の子と10階の子では、この10階の子がショックを受けるんですよ。タワマンに住んでるのに、『普通の家の方がいい』みたいな気持ちになってしまうのは流石にかわいそうだなと」

毎日のように目撃するこの光景に、Aさんは「すごい子たちだな」と感じつつも、どこか複雑な表情を浮かべていた。

「最上階なら誰も文句を言えない」

将来の子育てについて、Aさんは複雑な心境を抱いている。子どもにはタワーマンションに住ませたいという気持ちがある一方で、階層マウント問題を懸念している。

「子どもには住ませたいけど、もしそういう問題が出てきた場合、解決できる方法は一つしかなくて…最上階に住むしかないんですよ」

「最上階なら誰も文句を言えない」と、階層の問題を最上階で解決しようとするAさん。この斬新な解決策は、現代のタワーマンション生活における新たな価値観を示唆している。

「もう文句言えないでしょ、っていう」

Aさんの言葉には、どこか覚悟のような強い意志が感じられた。最上階を選ぶという発想は、一見極端にも思えるが、毎日エレベーターで子どもたちの様子を見ているAさんにとっては、現実的な解決策なのかもしれない。

子どもたちの世界にも浸透する格差

憧れのタワーマンション生活で目撃したのは、子どもたちの階層マウントだった。大人が想像する以上に、子どもたちは住む階層の違いを意識し、それが友達関係にも影響を与えている現実がある。Aさんの「最上階に住むことで解決」という発想は、一見極端にも思えるが、現代社会の格差問題が子どもたちの世界にも浸透している証拠とも言えるだろう。

タワーマンション生活の光と影を、子ども目線で捉えたこの証言は、現代的な子育て環境の一端を垣間見る貴重なものだ。「最上階なら誰も文句を言えない」という解決策が、本当に子どもたちの幸せにつながるのか。それとも新たな問題を生み出すのか。