「めっちゃ隙間ある」「床ギシギシ」“夢の新築一戸建て”をローン購入も…40代男性を襲った“大誤算”

2025.7.13

一生懸命働きながら、毎月コツコツ貯金して…ようやく資金の目処が立ち、憧れのマイホームの購入を検討している方もいらっしゃるかもしれません。ついに“一国一城の主”になることができ、これから先は薔薇色の人生が待ち受けているはず…。

しかし、現実はそう上手くいかないものなのかもしれません。孤独なおじさんの家（@孤独なおじさんの家）さんは、数年前に夢のマイホームを購入した結果…残念ながら、欠陥住宅であることが判明してしまったのだそう。入居後に発覚したご自宅の問題点やご自身が後悔しているポイントを、ルームツアー動画で紹介されています。

新築一戸建て住宅にもかかわらず、どのような欠陥が潜んでいたのでしょうか…？

住んでわかった悲しい現実…欠陥住宅ルームツアー

投稿者さんのマイホームの問題点は、早くも玄関から確認されるそう。

一見すると綺麗に掃除されていて、観葉植物なども置かれ素敵な印象を受けます。

しかし…。

問題は、「エコカラットの位置」にあるのだそう。

本来、「エコカラット」は室内の湿度を調節したり、脱臭効果なども期待できる優れもの。しかし、想像以上に天井付近に設置されてしまい、景観を損ねてしまったようです。

しかし、投稿者さんが本当に怒っているのはこちら。信じられないことですが…施行ミスにより、玄関のセンサー照明の片方を、普通照明にされてしまったそう…。

電源を入れたままにしてしまうと、普通照明がつけっぱなしになるため電気代が無駄に。投稿者さんの思い描いていた生活が、音を立てて崩れいってしまったのです。

投稿者さんのマイホームの中で、特に問題点が多いのが寝室なのだとか。

その中でも、動画撮影当時に悩まされていた点が「床鳴り」。軽くその場で足踏みをしただけでギシギシと低い音が響いているのがわかります。しかも、このエリアは子供用ベッドの正面だったそうなのです…。

「ウォークインクローゼット」には…信じがたいことですが、服を掛けるところがなかったのだとか。

当初は全て棚板で、新築にもかかわらず、ご自身で改造しなくてはならない事態になったそう。

ほかにもさまざまな問題点が。一階のトイレには、何度確認しても収納が全くありません。

逆に、二階のトイレには、なぜか収納が2箇所あったそう。驚くべきことに、一階のトイレにあるべき収納の片方を、二階に施行されてしまったそうなのです。

リビングに設置したガラス扉は、冷暖房のききを良くするために十数万円払いオプションで付けたものなのだそう。

投稿者さんにとっても自慢の一品…になるはずが、ひと目見てわかるくらい、大きな隙間がありますよね。これでは、本来の目的を叶えてくれそうにありません…。

「打ち合わせ、施主の確認は大切ですね」

こちらの動画に対して、さまざまなコメントが寄せられていました。

投稿者さんが紹介しているご自宅の問題点を見て、建てる側の仕事に雑さが目立つと感じたという方も。

建てる側の「雑」を感じる。施主の確認内容が分からないからあまり言えない。
皆さんのコメントとほぼほぼ同じ。

仕事が雑ですね。しかし、高いお金出して買い物してるのに、こんなに見過ごすとは、どえらいおっとりした施主さんで、工務店も助かったでしょうね。

また、ご自身も同じようなトラブルを経験したという人も。

我が家の床鳴りは1年目で鳴り出し、方々で鳴ります。特に2階は元もとの薄いジュータン上から
張られているのでフカフカたわみ、メキメキ何処でも鳴ります。剥がして張るもんだと思ってたが、
これぞ手抜きだなと呆れました。一応来て貰い、見てはもらってるけど態度からこの程度なんだと諦めてます。

まあ大体こんなもんです
家は設備の会社が適当でしたよ
でも本体はしっかり造って貰えたようなので「いっかー」て感じです
三十年経ったらリフォームするからね

一方で、出来上がった住宅に問題が生じてしまった原因は、投稿者さんの確認不足にあるのではないかと指摘する声もありました。

現場にいて、優しい工務店は少ないと感じます。職人も追われるように仕事をする時もあります。高い買い物なので任せきりにしてはダメです。新築を立てる前に知識を集めて後悔ない家を建ててほしいと思います。この動画だけを見ると、欠陥住宅ではなく施主様の後悔動画です。

なかなか厳し目のコメントですが参考になります。打ち合わせ、施主の確認は大切ですね、動画共々勉強になりました。

動画に対するコメントを読み、投稿者さんも改めて、施行会社や工務店としっかり打ち合わせ、確認することの重要性を実感したそうです。

もし、もっと詳しく見たい方は、投稿者さんのチャンネルで人気のルームツアー動画もチェックしてみてください。新築一戸建てに住み始めた数年後の現実を、前向きに伝えています。

【新築一戸建て住宅】時の流れは残酷だ！ルームツアー/家の劣化/欠陥住宅/住んで2年/悲しい現実がそこにある/30坪以下住宅

マイホームは人生におけるとても大きな買い物の1つ。投稿者さんと同じ悲劇に遭うことを防ぐためにも、確認やメンテナスなどをしっかり行ってくださいね。

取材協力：孤独なおじさんの家（@孤独なおじさんの家）さん