ピンクに夢中のファッショニスタが集結！ 2026年春夏メンズコレのストリートを彩った最旬ルック【SNAPに見る今日のスタイルヒント】

華やかなピンクがパリの街を彩った

6月下旬に閉幕したミラノ＆パリの2026年春夏メンズコレクションのオフランウェイは、ピンクを取り入れたファッショニスタの姿が際立った。甘さはあるもののより、ソフトで落ち着いたトーンが人気のようだ。シーズンを遡ると、2025年春夏のランウェイで繊細なローズピンクがトレンドカラーに躍り出て、2025-26年秋冬メンズコレクションでも、キム・ジョーンズが最後に指揮を執ったディオール（DIOR）や、NIGO®とコラボしたルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）がピンクをキーカラーに選んでいた。今、ストリートで盛り上がりを見せるピンクの着こなしから最旬ルックをピックアップ。

ロンドンを拠点に、詩人・アクティビスト・モデルとして活動するカイ・イサイア・ジャメルのピンクを中心に据えたレイヤードスタイルをキャッチ。ピンクのボーダーロンTをまくり上げインナーの白トップを見せ、絶妙なバランス感の上級者ルックが完成。パンツとトップをピンク系で統一する時は、キャップやシューズ、バッグにブラックを用いてスタイリッシュに引き締めるのも◎。

夏仕様のピンクスーツに注目

こちらは、軽やかな素材で仕立てたスーツの着こなし。春夏シーズンのスーツやセットアップは重たく見えがちなので、今シーズン挑戦するなら淡いピンクを選んでみて。ボトムをショーツにして、抜け感を演出しているのもポイント。継続人気の“真知子巻き”的スカーフ使いは、メンズにも波及中。紫外線対策としても活躍するため、この夏こそトライしたいところ。

人気のウェスタンスタイルをプレイフルに

今シーズンのルイ・ヴィトンのショーに来場したビヨンセを筆頭に、カウガールないしはカウボーイのスタイルは引き続き要チェック。このスナップのふたりは、ピンクをふんだんに用いた独創的なウェスタンスタイルを披露した。クロスモチーフがあしらわれたタイやファー風の素材のレッグウェアからはY2Kのムードも感じさせる、ハイブリッドな仕上がりに。

Photos: Getty Images

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