鮮度MAX！魅せる九州の″うまいもん”が博多駅前のホテル２階に大集結！

こんにちは。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のチロルです☆ ジメジメとした蒸し暑さ…高い湿度と気圧の変化による体調不良で、なんとなく気分も沈みがちになっていませんか。そんな梅雨特有の憂鬱な気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。医療従事者である私は、心と体を健康に保つために、朝日をしっかり浴び、湯船に浸かり、質の高い睡眠をとるなど、『幸せホルモン』と呼ばれるセロトニンを増やす生活習慣を取り入れることで、これから夏に向けての自分自身の体調管理へとつなげています。

今回は、2025年5月1日(木)にオープンした"地酒と地魚"を存分に楽しめる新スポット、『博多 飛うお』で取材をさせていただきました。『博多 飛うお』には、五感(味覚・視覚・聴覚・嗅覚・触覚)を通して、心や体をリフレッシュさせ、心地良い満足感を得られる仕掛けがたくさんありましたので、詳しくご紹介したいと思います。

博多駅から徒歩約５分！博多・長崎の名物料理、旬の海鮮、お酒を存分に味わえる居酒屋さん

『博多 飛うお』は、JR博多駅博多口より徒歩約５分の西鉄ホテルクルーム博多２階にあります。また、博多バスターミナルからは、道路を渡り、徒歩約１分とアクセス抜群の好立地です。

焼き石でグツグツ仕上げのお通しは、超豪華な海鮮具雑煮の地獄炊き！

まずはお通しの登場。約800℃の焼き石を長崎県産の飛魚（あご）だしを張った鍋にじゅっ〜と落とし、立ち上る湯気に香りをまといながら、鍋ごとグツグツと煮え立ち、運ばれてきます。 味噌仕立ての優しいスープが具材そのものの旨味と引き立てつつ溶け合って、もう〜おいしくておいしくて♪ 具は、甘みたっぷりのカニ・プリッとしたハマグリ、弾力のある鶏肉、季節の野菜としてニンジン・タマネギ・サツマイモ・ジャガイモが野菜本来、素材そのもの旨味と甘味を保ちながらスープとの相性もバッチリ！そんな贅沢な超絶品がお通しであることに感激するとともに、お通しの概念が変わる一杯に驚愕しました。

温かいスープをいつでも提供できるようスタンバイされています。

直送鮮度で魅せる九州のごちそうは、必見！

毎朝市場から直送される鮮魚は、店内の生簀で泳がせ、注文が入ってから捌く"活き造り"スタイル。イカ［呼子］・カワハギ［糸島］・穴子［対馬］・アラ［平戸］・サバ［平戸］などを生簀からあげて提供。

鮮度MAXの呼子直送のイカの活き造りは、別格！

ほとんどのお客さんが注文されるほど大人気なのは「イカの活き造り」。店内の大型生簀から揚げたばかりのイカを、わずか数十秒で捌いて提供してくれます。 輝いた透き通る身は甘みが強く、コリコリとした食感が現地である呼子で食べる以上の味わいで正直、驚きました！…というのも、魚介が大好物の我が家は、イカも剣先イカ・アオリイカ・ヤリイカなど、季節ごとに呼子へ食べに行くほど大好き♪それゆえに、イカが非常に繊細な生き物で、ストレスに弱いため、活きたまま調理するには高い技術が必要なこと、海水の循環が良い呼子湾だからこそ、生簀で管理できる環境が整っていることを知っていました。なので、日常的にイカをストレスなく生簀で管理しているのはもちろんのこと、玄界灘で水揚げされた段階からの慎重な努力とその日のうちに店内の生簀へと直送する手早さ、そして何よりイカ本来の甘みを最大限引き出すための丁寧な調理する技術が確かであることを実感しました。

また、お刺身をいただいた後の下足やエンペラは、天ぷらоr塩焼きоr刺身の“後造り”として、二度楽しめます。今回、私は塩焼きにしましたが、お刺身で目さえ残すことなく食べるという食通のお客さんもいるそうです。

玄界灘で、朝一番に水揚げされた鮮魚の五種盛り合わせに大満足！

次は、玄界灘で朝一番に水揚げされた旬魚を丁寧に盛り込む、定番の刺身盛り！見ているだけでも素敵でテンションが上がりました♪ そして、その期待を余裕で超える鮮度と五種おのおのの味わいに大満足！季節ごとに内容が変わり、この一皿で今、九州の海でおいしいが体感できます。これも豊かな漁場で育まれた海の幸を毎朝、福岡の長浜市場へ直接目利き、買い付けているからこその賜物です。今回は、カンパチ・タイ・タコ・マグロ・イサキをいただきました。

地酒をクイッと飲みながら、地魚をいただく、贅沢な時間を存分に楽しめます♪

こだわりの万能醤油・刺身醤油・ポン酢 〜博多の料理を博多の醤油 脊振山麓の蔵より〜

「幻の魚=アラ」を平戸熟成アラフライで堪能！

実は、アラをフライで食すのは、初めてでした。サックサクの衣の下に、フワッと口の中で優しい甘みがひろがっていく食感を楽しめます！しかも、添えられていたのは、自家製のタルタルソースでさっぱりといただけます。添えられていたお野菜もみずみずしくて残さずいただきました。 アラは、成長が遅く、単独で岩礁域に生息するため、漁獲そのものが難しい。長崎県平戸市では、その希少性から「幻の魚」と呼ばれているそうです。そんな幻の魚が『博多 飛うお』では、お店に入った直後、カウンターの水槽にてお出迎えしてくれます。とても大きくて、存在感も迫力もあります。大型アラをじっくり熟成させ、脂ののった白身の濃厚な旨味は、日本酒とベストマッチ！

対馬幸生丸活〆穴子白焼き

焼かれた香ばしい香りを感じながら、穴子シンプルに白焼きで本来の味を糸島産の塩でつけていただく贅沢！程よい脂身に皮はパリッと、中はとろけるふんわりとした食感です。

夏香鯖の活き造り

九州では、生で脂ののった鯖刺しを食します。この日、他のお客さんが鯖刺しを注文されたので、カウンター席に座っていた私は、目の前で生簀から鯖を網でとり、調理される臨場感あふれる様子に立ち会うことができました。また、鯖の後造りとして唐揚げやお味噌汁もリクエストできるそうです。

スタッフの丸井さん。一言の会話を交わすだけでも、とても温和で穏やかなお人柄が伝わってきます。しかし、注文が入るとキリッとした職人の目つきに変わり、素早い動き・スピーディーな見極め・確かな技術に感服します♪ 「オープン後、日々どんな感じでしょうか？」とお尋ねすると、「モーニングからホテルに宿泊されているお客様をはじめ、外国の方も多く来店され、大忙しですけど、だいぶ慣れてきてます。」と優しい笑顔で答えて下さいました。実際、私が取材した日は平日の夕方から夜にかけてだったのですが、次から次へのお客さんが来店。丸井さんは、絶えず大忙しの状況でありながらも、落ち着いた安心安定の仕事ぶりでした。私が着座したカウンター席では、目の前で活魚を捌く丸井さんの職人技と生簀の魚影を同時に眺めることができ、充実の時間を過ごさせていただきました。

長崎真蛸の唐揚げ

これぞ！長崎の真蛸！というぷりっぷりの食感で噛めば噛むほど旨味が増してきます。そして、クセになる味付けも絶妙でとまらなくなるほどおいしい！

九州✕地酒の最強タッグに気分は最高潮！

佐賀・長崎・宮崎・鹿児島など、九州各県の銘酒を常時15銘柄以上ありました。他にも日本酒好きには、たまらない仕掛けもたくさんありました♪例えば、今、ますます暑くなる季節に合わせた夏酒がラインナップされていました。つまり、季節ごとにラインナップは変わるそう。しかも、テーブルマットがそのまま日本酒リストになっていて、お酒と料理のペアリングを一目でわかります。

また、嬉しい"地酒三種利き比べ"は、好きな日本酒をおちょこ一杯ずつ三種選ぶことができるので、利き比べで気になる日本酒三昧で料理とともに最高な気分♪自分が頼んだ日本酒のおちょこを自分のテーブルマットに置いていく趣向があるからこそ、日本酒の個々の色調、香り、飲み口、後味、風味などをより研ぎ澄まして比べて飲むことができます。 さらに、次に来店する時はこれを飲もう、何があるかな～とワクワクした気持ちになります。夏酒は爽やかでとにかくスッと飲みやすいです。特に"繁桝 夏に夢る雪”はにごり酒で見た目も味ともに魅力的でした。ただし、味の好みは人それぞれ、お気に入りの日本酒にきっと誰しもが出会えると思います♪

和らぎ水は、日本人の"粋"な日本酒の楽しみ方の一つ♪

日本酒の味わいをじっくり楽しむために、合間に飲む一杯の"清めの水"とのこと。お酒の余韻に浸りつつも、口の中をリセットできるので、次の一杯をより味わえるそう。また、酔いを穏やかにし、体にも優しく二日酔いにも効果あり。

和らぎ水は、氷で常にキンキンに冷やしてありました♪

オーシャンラッキーハイボール

まず、氷が入ってないのにキンキンに冷えていることに驚きました。そして、塩が入っているからなのか、この塩が爽やかさを引き立ててくれて、すごく飲みやすかったです。

酎ハイにも、博多のいちじくサワー・あまおうサワー、長崎のみかんサワー・びわサワーがありました。

九州黒毛和牛レモンステーキは、長崎の佐世保名物！

牛型の鉄板にジュージューと音を響かせ、香ばしい香りとともに運ばれてきて、一気に食欲が出ました。レモンステーキは、何度も食べたことがありましたが、品があるジューシーな旨味と、その後味がレモンの爽やな酸味が口の中で広がって、長崎に住んでいた頃を思い出させてくれる味わいでした。

博多＆長崎の名物が多彩に揃っています♪

長崎の郷土料理の中でもおやつにもなる豚の角煮まんじゅうやハトシがありました。 もちろん、福岡のもつ鍋、ごまサバ、博多がめ煮もありました。アクセス抜群のこちらのお店でこれだけ豊富に九州の食を味わうことができるのは、嬉しいです♪

鯛飯焼きおにぎりあご汁茶漬け

このお茶漬けには、鯛の形をした焼きおにぎりが入っていて、メチャクチャ可愛らしいです。お出汁をかけるとタイのお刺身に湯引きのようになり、そっとそっとほぐしながら少しずつ少しずつ食べすすめると食感や味の変化も楽しむことができます。このメニューのために、専用の鯛の形の鉄板があるそうです。

長崎カステラフレンチとバニラアイス

スイーツとデザートは、やはり別腹♪ふんわり染み込んだ卵が染み込んだカステラにナイフを入れた瞬間、もうトロトロトロ～リ。食べるともちろん、カステラ…でも、香ばしく焼き上げてあり、初めて出会ったスイーツに感動！添えられたバニラアイスは、氷ジャリジャリ感があるのでサッパリといただけます。同じ皿に添えられた二種類は、食感はまったく違いますが、相性が良くてどちらも主役だと感じられる味わいでした。

お得なこだわりのランチ御膳！

ランチタイムには、活イカやもつ鍋が味わえる昼御膳がお得にいただけます。旬を味わう週替わりの定食、平日限定20食1000円（税込）は、ご飯おかわり自由で超お得です。

あらゆるお客さんの幅広いニーズに対応！

席は、堀りごたつ個室、テーブル個室、カウンター個室、カウンターがあるので、お祝いや会食・デート・宴会・おひとり様とあらゆるシーンに最適です。落ち着いた隠れ家のような癒しの空間でゆったりと楽しい時間を過ごせて、居心地が最高でした♪ 靴は靴箱に預け畳敷きのお座敷で静かにゆったりとお食事を楽しむ幸せ、靴を脱がずに仲間と洋式個室でワイワイ賑やかに語らう幸せが、天井高を活かした余裕のある広々設計の和モダン空間にて、より温かみのある雰囲気を演出してくれます。

☆祝☆オープン記念限定価格 5000円コース！

シーンに応じて利用できそうなコースも豊富にありました。全コース飲み放題付きなので、料理とお酒を存分に楽しめると思います。しかも、オープン記念として、博多と九州の食材をふんだんに使用した飲み放題付きコースが期間限定価格で提供されていました。 ●観光・出張＝博多名物をまるっと食べられる宴会コース → もつ鍋、活イカ姿造り、ごまサバなど“博多の名物”を一晩で味わえる満足プラン。 ●会社宴会や季節宴会＝活イカ＆海鮮ざんまい 飲み放題付きコース → 呼子直送イカの活き造りと刺身盛り合わせが主役。 ●接待・会食＝平戸産アラをふんだんに使用した上質コース →幻の魚”アラ(クエ)を刺身・鍋・一品料理で堪能。落ち着いた個室でゆったりと楽しめるプレミアムプラン。 

日本酒のセレクトに悩んでいると、そっと寄り添いつつ快く誘ってアシストして下さった赤田さん。若いアルバイトスタッフがお客さんへの粗相がないよう適宜お声かけやフォローをされつつ、ご自身のフットワークも軽やか♪ 「オープンにあたり、どんなことが大変でしたか？」とお尋ねすると、「飲食業の経験が長いので、ある程度の知識も携えていたつもりでしたが、現場に直接関わる上での大変さを実感しているところです。」と真摯な姿勢で答えて下さいました。縁の下の力持ちとして、お客様だけでなく、店内全体の状況に常々注意を配りながら、お仕事を遂行されているご様子でした。

SDGs：目標12『つくる責任 つかう責任』

『博多 飛うお』は、生産と消費の全サイクルにわたる取り組みを通して、持続可能な社会の実現を目指すことを目的としています。

すべて有田焼を使用！

店内で使用されている佐賀県の有田焼は、世界中で評価されています。ガラスのような滑らかな手触りや透明感ある白磁に映える華やかな絵付けが魅力的です。そんな日本で最初に作られた磁器である有田焼は、耐久性が高いことから実用性にも優れています。大量消費社会から持続可能な消費社会への意識改革の一助としても、意義が高いと言えます。

平飼い卵への意識！

鶏がストレスが少ない環境で自由に動き回れるため、アニマルウェルフェアの向上に貢献します。卵を産むためだけに生かされた鶏ではなく、鶏の健康状態が改善され、より高品質な卵が生産され、消費者の意識改革にもつながります。より持続可能で環境に配慮した食生活を送るための選択肢として平飼い卵は重要な役割を担っています。

【あとがき】

取材を通して、生産として一次産業、製造として二次産業、サービスとして三次産業まで、組織全体として結びつきや意識の高さを感じました。加えて、今後ますます新たな何かを展開させるパワーも知られざる底力もまだまだあるように思います。

博多 飛うお
福岡県福岡市博多区博多駅前1-17-6 西鉄ホテル クルーム博多 2F
JR博多駅博多口より徒歩約5分
福岡市地下鉄空港線・七隈線博多駅西5出口より徒歩約3分
バスターミナルより徒歩約1分
営業時間
モーニング 06:30～10:00(L.O 9:30)
ランチ 11:30～14:00(L.O 13:30)
ディナー 17:00～23:00(L.O フード22:00 ドリンク22:30)
定休日 ： 年中無休
電 話 ：092-627-7057
＊ネット予約は24時間受付

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください