2025年夏、ボーホースカートがカムバック。軽やかでフェミニンなスタイルに注目

2025.6.27

ふんわり揺れるドレスに、ヴィンテージ風のブーツ。最近のSNSを眺めていると、“ボーホー”が再び脚光を浴びているのは明らか。とはいえ、今季のムードは一時代前の“フェス風ボーホー”とは少し趣が違う。フリンジやスエードのフェドラではなく、いまの気分はもっとナチュラルで洗練された“ロマンティシズム”漂う装いだ。

そんな“新しいボーホー”の象徴が、進化したティアードスカート。透け感やレイヤードで軽やかに仕上げたロングシルエットは、ストリートでも主役級。一枚でさらりと着るだけで、今っぽさを纏えるのが魅力だ。

このブームの火付け役とされるのが、シェミナ・カマリがクリエイティブ・ディレクターに就任して以降のクロエ（CHLOÉ）。彼女が打ち出す、風になびくようなシルエットや、素肌を透かすレイヤード、太陽に焼けたようなニュートラルカラーが織りなす“自由で詩的なムード”は、今のボーホーの空気感と絶妙に重なり合い、注目を集め続けている。

理想を言えば、イタリアの山間やサルデーニャの静かなビーチ沿いに佇む、名前のない小さなブティックで、“世界に一枚だけ”のティアードスカートに出会いたい。そんな夢に思いを馳せつつも、今はスマホひとつで“とっておき”の一着にめぐり会える時代。『VOGUE』が見つけた、いま買えるティアードスカートはこちら。

Text: Olivia Allen Adaptation: Saori Yoshida

From: VOGUE.UK

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