1. トップ
  2. 『お金が自然に増える人』は密かにやっている…お金が貯まる人の“3つの習慣”とは?【銀行員が解説】

『お金が自然に増える人』は密かにやっている…お金が貯まる人の“3つの習慣”とは?【銀行員が解説】

  • 2025.7.11
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

富裕層と言われるお金を持っている人は、どのようにして資産を築いたのでしょうか。お金を貯めたいけれども思うように貯まらず、疑問に感じている人も多いでしょう。

お金が自然に増える人には、実践している習慣があります。銀行員として多くの富裕層を見てきた経験を通じて、今回の記事ではお金が増える習慣を紹介していきます。

お金が貯まる人が実践している『3つの習慣』

お金が貯まる人が実践している3つの習慣を見ていきましょう。

時間を大事に使う

時間を無駄にしないといっても、休暇や余暇の時間をとらないわけではありません。長い目で見たときに、どのように行動すれば効率よく収入を増やせるか、を常に意識しています。

たとえば働くにしてもなんとなく会社に就職するのではなく、将来の目標を見据えたスキルアップを意識しています。「〇年後には起業する」のような具体的な目標を決めて、そのためにどのようなスキルを身に付けるべきか、どのような人脈が必要か、などを考えるとよいでしょう。

計画的に長期投資をする

「お金がお金をよぶ」と言うように、富裕層は投資によってさらに資産を増加させています。現在のように物価が上昇している局面では、預金だけでは実質的な価値が目減りしてしまうでしょう。

使い道のあるお金とないお金をわけて、一定のリスクをとりながらも投資を行うことで資産の目減りを防げます。富裕層はそのことを分かっているため、投資によってさらに資産を増やしている人が多いです。

例えば1億円の金融資産を、普通預金に貯蓄する場合とドル建て外貨定期に投資する場合を比較してみましょう。普通預金の金利は0.2%程度(2025年7月)のため、1年でも20万円の利息しかありません。一方で外貨定期は4%程度であるため、利息は400万円にもなります(※税金などは考慮していません)。

もちろん外貨預金には為替リスクがあり、元本を割ってしまう可能性もあります。しかし為替は常に動いているため、長期的に考えればいつかは回復するでしょう。このように長期投資によってリスクをコントロールすることで、効率よく投資できます。

自分への投資は惜しまない

スキルアップや健康面への配慮など、自分への投資には惜しみなくお金を使います。ゴルフや会食など一見娯楽に見える支出も、人脈作りやビジネスのきっかけととらえます。とくに富裕層は健康面に気を使っている人が多い印象が。

自分が健康であれば、ビジネスや投資によって資産を増やせることを知っているため。そのため食生活や毎年の健康診断などには惜しみなくお金を使っています。また自分への投資以上にお金を使うのが、教育です。

富裕層は自分たちだけの資産を増やすのではなく、子世代を踏まえた一族の反映を意識しています。子どもへの教育資金は一族の将来への投資であり、惜しみなくお金を使う富裕層は多いです。

お金を貯める習慣を身につけよう

時間の使い方や、長期的な投資などお金が貯まる人には共通した習慣があります。すぐに習慣を身に付けることは簡単ではありませんが、意識すれば行動は変わってくるでしょう。今回紹介した富裕層の習慣を参考にして、心がけてみるようにしましょう。


監修者:ゆきひろ
信託銀行に勤務する傍ら、金融系の記事も執筆する兼業ライター。日々富裕層顧客に金融や不動産を活用したウェルスマネジメントや税務に関する提案を行っており、培った知識と経験を活かして情報発信を行っている。過去には大手カード会社でクレジットの審査業務経験もあり、金融全般の知識に明るい。FP1級、宅建士を保有。