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店員「なんで?」ノーマスクで来店する客に“困惑”→店側の“悲痛な叫び”「本当に困る」

  • 2025.7.22
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photoAC(画像はイメージです)

かつてコロナ禍では、咳や発熱などの症状が出た際、「他人にうつさないように」と外出を控えたり、マスクを着用したりと、周囲への配慮を徹底していた方が多かったのではないでしょうか。しかし最近では、感染症への緊張感が和らいだこともあり、「風邪くらいなら平気」と、ついその意識が薄れてしまうこともあるかもしれません。

SNSに投稿された、「風邪症状がある方に対するドラッグストア店員の心の叫び」という話題が、注目を集めています。

いったいどんな心の叫びだったのでしょうか?

気になる投稿が、こちら!

「風邪薬欲しいんですけど」
って来たから色々聞いたら
喉が痛い、咳もしてる。鼻水も出始めた。節々も痛い。微熱もある。

( '-' )スゥゥゥ↑

「何でマスクしてこないんだよおおぉぉぉっ!!!!?
そこまで症状あって何で病院に行かないのぉぉぉっ!?」

ドラッグストアには、風邪薬から栄養ドリンクまで、さまざまな体調不良に対応する商品がそろっています。病院に行く時間が取れなかったり、待ち時間を避けたかったりといった理由で、まずドラッグストアに頼る方も多いでしょう。

ですが、喉の痛み・咳・鼻水・関節痛・微熱と“風邪のフルコース”ともいえる状態で、マスクなしで来店されるのは、さすがに周囲への配慮が足りないように感じてしまいますね。

しかも投稿者さんは、毎日多くの方と接するドラッグストアの店員さん。病気の方も多く来店する場所なので、感染リスクとは常に隣り合わせといえるでしょう。

そんななか、全く配慮がない状態で声をかけられたら…。投稿のテンションはユーモラスですが、実際には全く笑えない、顔が引きつりそうな気持ちになっているのが手にとるように伝わりますね。

せめてマスクをして欲しい

投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

ーーーこのような方がいることに驚きました!その後、この方とはどのような会話があったのでしょうか?

会話はお薬の説明だけで終わりました。症状があって来店されて、声を掛けてきたにもかかわらず、ただただ風邪薬を…としか言わず。

どの症状が酷いのか?咳、たん、鼻水、鼻づまり、頭痛、咽頭痛、節々の痛み等…ただの風邪と言っても症状は沢山あるので、こちらからしっかり聞かないと行けないことも多々あります。節々も痛みがあるということで漢方薬をすすめて、その後は様子を見てもらい、病院を受診するように伝えました。

暑いからとマスクしてこないんだろうなーって思いましたが、その症状なら人前に行く時くらいはマスクして欲しいです。ハッキリ物申せればいいのですが相手はお客様ですから、否定的な対応はできません。

こちらにも家族はいますし、うつされたら本当に困るんです。咳をしててもマスクをしないで来店するお客様も多いです…。だから暑い中でもスタッフはマスクを外す事もできずに仕事をしています。

ーーー大変なご苦労をされているのですね。その後、どのような対応をしたのか教えていただけますでしょうか?

対応も、お薬を販売して終了しています。その後は来店されていないようです。市販薬で回復したか、それとも病院に行ったのかは分かりませんが…。

ーーー体調が悪い時でも、周囲への配慮は忘れずにいたいと改めて思わされました。今後も、くれぐれもお体に気をつけてくださいね。

最低限の配慮は忘れずに

体調が悪いときは、他人を思いやる余裕を持てないかもしれませんが、そんなときこそ最低限のマナーと配慮を忘れずにいたいものです。当たり前のように利用しているドラッグストアですが、そこで働く人々の気遣いや献身によって支えられていることを、改めて思い起こさせされたエピソードでした。