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『皆から信頼されている人』は無意識にやってる…「マメな連絡」でも「返信の速さ」でもない、“だった3つ習慣”とは?【プロが監修】

  • 2025.7.26
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

仕事やプライベートで「なぜかこの人、信頼できるなあ」と感じた経験はありませんか?

多くの人は「マメな連絡」や「返信の速さ」が信頼を築く決め手と思いがち。しかし実は、それ以上に大切な習慣があるのです。

この記事では、よく語られるコミュニケーションの基本とは違う角度から、“本当に信頼される人が日常的にやっている意外な習慣”について探ってみましょう。

信頼は単なる「連絡頻度」や「レスポンス速度」だけじゃない

確かに、こまめな連絡やすぐ返事をくれる人は安心感を与えます。でも、それだけでは信頼が長く続かないことも多いのです。

信頼の基盤となるのは「相手の誠実さ」や「一貫した行動パターン」によって形作られるとされています。つまり、単なる連絡の速さよりも「約束を守る」「相手の話をちゃんと聞く」「言動にブレがない」といった、見えにくい日常の習慣こそが信頼を深める鍵になります。

また、人は感情の動きで信頼度を決めるものだとされています。それは、相手がどれだけ『自分のことを理解しようとしているか』『共感してくれているか』を日常の些細な言動の中から無意識に感じ取っているからです。要は、相手にとっての“安心感”や“予見可能な存在”であることが重要だということなんですね。

具体例から見る、意外な「信頼構築の習慣」とは

では、信頼される人は具体的にどんな習慣を持っているのでしょう?いくつかの具体例をご紹介します。

まずは「相手の話を最後まで聞く」。これは当たり前のようですが、途中で話を遮らずに真剣に耳を傾けることが、相手に「尊重されている」と感じさせます。

次に「言ったことは必ず守る」。約束の時間や納期を守るのは最低条件として、その日の目標や小さな約束でも守り続けることで、「この人なら信頼できる」と認識されます。

さらに興味深いのは「わからないことは正直に伝える」習慣です。わからないことをごまかすのではなく、素直に伝え次の対応を約束するスタイルは、むしろ信頼を高めることが科学的に示されています。偽りのない態度は人間関係の安定をもたらし、誤解やトラブルを減らす効果があるのです。

他にも、相手の立場を考えて行動すること、言葉の選び方に気をつけること、感謝の気持ちをこまめに伝えることなど、細かいけれど積み重ねると大きな信頼につながる習慣はたくさんあります。

信頼は「速さ」や「頻度」だけじゃない、日々の誠実さがカギ!

「マメな連絡」や「返信の速さ」は確かに大切ですが、それだけで強固な信頼関係が築けるわけではありません。

むしろ、約束を守ったり相手の話をしっかり聞いたり、わからないときに素直になるなど、一見地味に見えるけれど誠実な積み重ねが、信頼を育てる最大の要因なのです。

ですから、信頼される人たちは実は「速さ」や「頻度」ではなく、相手の状況や感情をしっかり理解しようとする深い配慮の連続を日々実践しています。

あなたも今日からこの“意外な信頼構築の習慣”を意識してみませんか?人間関係が今よりもっと豊かになり、信頼される人になるための第一歩になるかもしれませんよ。


監修者:川谷潤太(かわたに じゅんた)(株式会社脳レボ 代表)

兵庫県の大手学習塾において、当時最年少で校長に就任後、1教室で1,000名以上の生徒が通う学習塾に発展させ、講師研修や入試特番テレビのコメンテーターなども務める。

その後、岡山県の創志学園高校へ赴任し、学校改革とスポーツメンタル指導を担当。史上最速、創設1年、全員1年生で甲子園に出場した硬式野球部では3季連続甲子園出場を果たし、6名のプロ野球選手が誕生。ソフトボール部では3季連続日本一、柔道部では日本一や世界一の選手も輩出した。

2019年に株式会社 脳レボを創設し、オリンピック選手やプロ野球選手など、アスリートやスポーツチームへのメンタル指導、子ども・保護者・教員向けの教育講演、企業の人材育成マネジメントや研修などを手がけ、講演回数は8年間で1,500回以上、受講者は12万名を突破。脳科学や大脳生理学、バイオフィードバック工学をベースとした、具体的かつ実践的な手法により、多くの方の願望目標達成をサポートしている。