1. トップ
  2. 朝ドラ視聴者をざわつかせた“たった5文字”の言葉「久々に聞いた」「死語じゃないのか」→SNSでトレンド入り

朝ドラ視聴者をざわつかせた“たった5文字”の言葉「久々に聞いた」「死語じゃないのか」→SNSでトレンド入り

  • 2025.7.3
undefined
『あんぱん』第14週(C)NHK

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第14週「幸福よ、どこにいる」第69話が、7月3日に放送された。

※以下本文には放送内容が含まれます。

メイコの東京行きに手を借していたのはくら

undefined
『あんぱん』第14週(C)NHK

夕刊の話がなくなり、時間を持て余すのぶ(今田美桜)だったが、夕刊の代わりに月刊誌を出せることになった。東海林(津田健次郎)は編集長という響きに再びご満悦。岩清水(倉悠貴)と歓喜するのぶのもとに、メイコ(原菜乃華)が家出したとの連絡が羽多子(江口 のりこ)から入った。打ち合わせをするも身が入らないのぶに、見かねた東海林が、家出人の取材に行ってこいと促した。

高知駅でメイコを捜し回っていたのぶが家に帰ると、そこには大きな風呂敷を背負ったメイコの姿があった。メイコは『のど自慢』に出るため東京を目指し汽車に乗ったが、不安になりのぶの顔が浮かび、気づけば高知駅で汽車を降りていたという。

メイコに東京行きの汽車賃を渡していたのは、祖母のくら(浅田美代子)。メイコにくらは昔の自分を重ねていた。くらは京都の撮影所に行く、つまりは女優になるのが夢だった。くらは「あてができんかった冒険メイコにしてほしかったがよ」と話す。

SNSでは、「意外だったくらばあの夢」「自分のばあちゃんを思い出してジーンとしました」という声の他、「くらばあは『赤い風船』で人生変えたやかね」「赤い風船で突っ込まれるの前提の確信犯だろ」「「赤い風船」という言葉が脳裏に浮かぶ…」といったくらを演じる浅田美代子のヒット曲「赤い風船」を想起する視聴者が多く散見される。

何かに挑戦してみそっかすの自分を変えたいメイコ

undefined
『あんぱん』第14週(C)NHK

御免与からメイコを捜しに、羽多子がのぶの家を訪ねてきた。「うちは、みんなあに守られちゅうだけのみそっかすやき」と自分を卑下するメイコは、なんでも「戦争のせい」にするのは嫌だと話す。自分まで負けてのは嫌だと。「何かに挑戦してみそっかすの自分を変えたい」と心が震えるようなことがしてみたいというメイコは、東京までの汽車賃を羽多子に返し、高知で仕事を探して、自分で東京に行くお金を貯めると告げる。

朝田家では、くらが結太郎(加瀬亮)が生前に話していた「女子も大志を抱きや」という言葉を思い出し、「やっと戦争が終わって前向けるがやき、背中押しちゃりたいやないですか」と釜次(吉田鋼太郎)、蘭子(河合優実)に説いていた。

のぶにメイコを住まわせてもらえるよう頭を下げる羽多子は、「あんたはもうみそっかすやない。しっかり自分の頭で考えて仕事見つけるがぞね」とメイコの背中を押した。

SNSでは「メイコちゃん」のほか、「みそっかす」がトレンド入り。現代ではあまり聞き馴染みのない「みそっかす」とは、一人前に扱ってもらえない子供のことを意味する。「みそっかす、久々に聞いた」「50年ぶりくらいに聞いた」「もう完全に死語じゃないのかな?」「みそっかすなんかじゃないよ!」といった視聴者の声が投稿されている。


NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHKプラスで見逃し配信中