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嫌だなと思う人とは付き合わなくてもいい?陰陽五行からみる距離の取り方

  • 2025.6.20

子育て中のママが心穏やかに過ごすための人間関係術

どうしても合わなかったり苦手だなと感じたりする人。そんな人とどうやって距離を取ったらいい?そんな悩みについて株式会社VITACE代表取締役の松岡美奈子さんから、陰陽五行思想の視点を交えたアドバイスをお伺いしました。

ママ広場


子育て中は様々な人間関係に悩まされることがありますね。ママ友、近所の人、職場の同僚、時には親族まで・・・。「この人といると疲れる」「なんだか嫌な気持ちになる」そんな経験はありませんか?
こんにちは、株式会社VITACE代表取締役の松岡美奈子です。今回は、陰陽五行思想の視点を交えた、上手な距離の取り方についてお話しさせていただきます。

はじめに

子育て中のママは、お子さんを通じて多くの新しい人間関係が生まれます。しかし、すべての人と良好な関係を築けるわけではありません。中には「なんとなく合わない」「一緒にいると疲れる」と感じる人もいるでしょう。
陰陽五行思想では、人にはそれぞれ異なる「気質」があると考えます。相性の良い悪いはありませんが、苦手と感じる理由がわかれば対処しやすくなります。また、気質を知ると自分では感じ取ることの難しい相手の良さにも気づけるようになります。無理に合わせようとせず、適切な距離を保つことで、自分自身の心の平穏を守ることが大切だと捉えます。

なぜその人を「嫌だな」と感じるのか

まず、なぜその人に対して嫌な感情を抱くのかを理解してみましょう。陰陽五行理論では、人の気質を「木・火・土・金・水」の5つに分類します。
あなたの気質との相性を確認してみてください

【参考】
https://fengshuilifedesignschool.online/10basiccharacter

大事なことは、自分の気質を知り、自分の受け取り方の傾向を知ることです。他人を変えることはできませんが、あらかじめ自分は他の気質に対してこのように感じる傾向があると分かると良いでしょう。
よくある相性の問題例
木の気質の人:
「こうあるべき」という思いが強く、正義感から干渉してくる傾向があります。子育てや生活について自分の価値観を押し付けてきたり、アドバイスという名の指摘をしてきたりする場合があります。
火の気質の人:
楽しいことを優先する傾向があります。計画性がなく急な誘いをしてきたり、場の空気を読まずに盛り上がろうとしたりすることがあります。
土の気質の人:
調和を重視しすぎて、時に過度に干渉してくる場合があります。マウンティングしてきたり、「みんなで一緒に」を強要したり、輪を乱すことを嫌がったりします。
金の気質の人:
完璧主義で正義感が強く、他人にも同じ基準を求める傾向があります。細かいルールにこだわったり、批判的な発言をしたりすることがあります。
水の気質の人:
ゆっくりペースで物事を進める傾向があり、決断に時間がかかったり、のんびりした態度が周囲をイライラさせたりする場合があります。
これらの特徴が自分の気質と合わない時、「嫌だな」という感情が生まれやすくなります。

ママ広場

気質別・上手な距離の取り方

木の気質の人との距離の取り方
「こうあるべき」という価値観の押し付けを避けるため、「そういう考えもありますね」「参考にさせていただきます」と一旦受け止めつつ、実際には自分の判断で行動しましょう。アドバイスを求めていない時は「今のやり方で様子を見てみます」と柔らかく断ります。
火の気質の人との距離の取り方
急な誘いには「予定を確認して連絡します」と即答を避けましょう。楽しさを優先する傾向があるため、「家族の時間を大切にしたくて」など、自分の価値観を明確に伝えることが大切です。計画性のない提案には無理に合わせる必要はありません。
土の気質の人との距離の取り方
集団行動への誘いには「都合がつかなくて」「家族の予定があって」など、理由をつけて断りましょう。無理に合わせる必要はありません。自分のペースを大切にすることを優先します。
金の気質の人との距離の取り方
完璧を求められても「なるほど、参考にします」と一旦受け止めつつ、実際には自分の判断で行動しましょう。批判的な発言には「そういう考えもありますね」と軽く流し、議論に発展させないことが大切です。
水の気質の人との距離の取り方
ゆっくりペースに巻き込まれないよう、「時間が限られているので」と最初に時間の制約を伝えましょう。決断に時間をかける傾向があるため、「また今度相談しましょう」と一旦区切ることが大切です。相手のペースに合わせすぎると、自分まで行動力が鈍ってしまいます。

具体的な距離の取り方

以下は距離を取るときのアドバイスとなります。参考にしてみてください。
物理的な距離を保つ
・必要最小限の接触に留める
・グループ活動への参加を選択的にする
・一対一の時間を避ける
情報の共有を制限する
・プライベートな話は避ける
・子どもの詳細な情報は教えない
・家族の予定や悩みは話さない
感情的な距離を保つ
・相手の感情に巻き込まれない
・自分の感情をコントロールする
・冷静で客観的な視点を保つ
時間の制限を設ける
・会話の時間を短くする
・事前に終了時間を決める
・用事を理由に切り上げる

子どもへの影響を考慮した対応

お子さんが関わっている関係の場合、以下の点に注意しましょう:
子どもの前では
・大人同士の関係性を子どもに持ち込まない
・相手の悪口を子どもの前で言わない
・子ども同士の関係は尊重する
子どもへの説明
・「ママは少し忙しいから」程度の軽い説明で十分
・相手を否定的に表現しない
・子どもが混乱しないよう配慮する

心の平穏を保つために

距離を取ることに罪悪感を感じる必要はありません。陰陽五行思想では、自然な相性の違いがあることを認めており、無理に合わせることで自分のエネルギーを消耗させる方が問題だと考えます。
心がけたいこと:
・自分の気持ちを大切にする
・完璧な人間関係を求めない
・適度な距離感を保つスキルとして捉える
・子育てに集中するためのエネルギーを温存する

まとめ

人間関係で悩むことは自然なことです。特に子育て中は、お子さんを通じて様々な人と関わる機会が増えるため、すべての人と深い関係を築く必要はありません。
自分と相手の気質を理解し、適切な距離感を保つことで、心穏やかな日々を過ごすことができます。無理をせず、自分らしさを大切にしながら、お子さんとの大切な時間を守っていきましょう。
距離を取ることは決して冷たいことではなく、お互いにとって心地よい関係を維持するための知恵なのです。

執筆者

プロフィールイメージ
松岡美奈子
松岡美奈子

株式会社VITACE代表取締役。
風水ライフデザインスクール主宰。3児の母。
子育てに悩むママたちの強い味方として、陰陽五行思想を活用した気質診断で親子関係の改善をサポート。親子関係のプロとして「母子セッションセラピスト講座」も開講し、多くのママから支持を得ている。美容経済新聞社での連載実績をはじめ子育てに活かせる東洋の知恵を発信。
「3級氣質診断士検定講座」年長さんや小学生でも理解できるシンプルな内容かつカード遊びを通じて親子で一緒に学ぶ親子受験が人気。難しい理論ではなく、今日から使える実践的な子育てメソッドとして、多くのママたちに愛され続けている。

風水ライフデザインスクール

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