90年代のロールアップデニムが2025年夏に復活！ プラットフォームサンダルとともに再登場

2025年夏に90年代風ロールアップデニムを着こなすには？

多様なシーンになじむ定番アイテムとして愛されるデニムは90年代、ミニマリズムに調和するピースとしてランウェイとストリートで確かな地位を築いた。デニムを軸にしたスタイリングが定着したのは、シンディ・クロフォードやケイト・モス、ジェニファー・アニストンといった当時のアイコンたちの影響もある。なかでもドラマ『フレンズ』のレイチェル役で知られるアニストンは、裾を折り返したデニムにプラットフォームサンダルを合わせ、黒のシャツとブラウンのバッグをチョイス。余白を残しながらも洗練されたスタイルは、当時らしさを象徴する一例といえる。

そんなロールアップデニムは今、ストリートスタイルで再評価されており、2025年夏の気分にフィットするのはサンダルとの掛け合わせ。軽やかでモダン、それでいてどこか懐かしい。そんな美意識が新鮮に映るのだ。

パフスリーブでアクセントを効かせて

プラットフォームのサンダルは、Tストラップやミュールなど多彩なデザインが揃うのも魅力のひとつ。そこに袖にボリュームを持たせたロマンティックなブラウスをロールアップデニムと組み合わせれば、甘さと無骨さを絶妙にミックスしたスタイルが完成する。

デニム・オン・デニムで研ぎ澄ませて

カジュアルなスタイルにひねりを加えたロールアップデニムは、ワイド＆ハイライズのシルエットも◎。トップには同素材のデニムを選ぶことで、上級者にぴったりなトータルルックに。スタッズやバックルが効いたグランジ感漂うプラットフォームサンダルを履けば、さらにエッジが際立つ。

シアートップでより抜け感を

シアー素材のトップは、もはや定番と化したランウェイ常連アイテム。今シーズンもフェンディ（FENDI）、ドルチェ&ガッバーナ（DOLCE&GABBANA）、サカイ（SACAI）といったブランドがランウェイで多彩な透け感のあるアイテムを発表し、ストリートでもその存在感を示している。主役のデニムにやや底の厚いサンダルを加えてスタイルアップを狙えば、洗練された大人のサマースタイルが叶う。

Text: Michel Mejía Adaptation: Reona Kondo

From VOGUE.MX

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