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工夫して5秒で計算してみて!「11+12+13+14」→5秒でチャレンジ

  • 2025.8.28
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今回の計算問題は足し算だけなので簡単かもしれません。

ただし、制限時間5秒で解いてみてください。この条件があるだけで一気に難しくなりますがある工夫を知っていれば解きやすくなります。

さらに公式的に解く方法もあるので、ぜひ試してみてくださいね。

問題

次の計算をしなさい。
11+12+13+14

足し合わせる組み合わせが重要な鍵を握っています。

解説

この問題の答えは「50」です。効率よく計算をしていくために、まずは式をよく観察してみましょう。

すると、連続した四つの数の足し算であることが分かります。

このように連続した数の場合は、足し合わせる組み合わせをうまく選ぶと計算が楽になる可能性が非常に高いです。

〈連続した数の足し算〉
・(最小の数、最大の数)、(2番目に小さい数、2番目に大きい数)・・・とくみあわせて足すと、同じ数が得られる。
・得た数を掛け算することで答えを求める。

両端から一つずつ選んで、内側に進んでいくイメージです。今回は(11、14)、(12、13)の組み合わせになります、これらを足す計算で答えを出していくと、

11+14
=25

12+13
=25

なので

25×2
=50

が答えになります。11から連続する四つの数について足し算を計算しました。

四つの数を足し合わせる場合は公式化しておくことも便利です。一般化してまとめてみましょう。

〈連続する四つの数の足し算〉
連続する四つの数をx、x+1、x+2、x+3とすると連続する四つの数の足し算は
x+x+1+x+2+x+3
=4x+6
で求めることが出来る。

実際にxに11を当てはめてみると

4×11+6
=44+6
=50

となるので正しいですね。

まとめ

今回は四つの連続する数について足し算を効率よく進める工夫をしてみました。

大きさ順に並んでいた場合は端から二つずつ選んで足すことで式をシンプルにしていくことが出来ました。

連続する三つの数や五つの数でも同じように計算するとより効果を感じることが出来るかもしれません。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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