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大人が意外と解けない算数「□に入る数字は?」→正しく答えられる?

  • 2025.6.27
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算数・数学の問題を解くことで、論理的な思考力を養うことができます。

とはいえ、難しい計算が苦手だという方もいるでしょう。そこで今回は、パズル形式の問題をご用意しました。

簡単な計算を通じてロジカルな思考を鍛えることができる、面積パズルに挑戦してみましょう。

問題

次の□に当てはまる数を求めなさい。
※四角形の角は、すべて直角です。
※長さや面積の縮尺は、必ずしも正確ではありません。
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どの情報が必要なのかを見極めながら、解き進めていくことが求められます。

「長方形の面積=縦×横」の考え方をもとに、計算を行っていきましょう。

解説

答えは「6cm」です。

以下の手順で、四角形の辺の長さを求めていきます。

(解説のため、図中の一部にA・Bと名称を付けています)

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まず、一番上の長方形に注目します。

面積15cm2、縦3cmの長方形なので、横の長さは
15cm2÷3cm=5cm
となり、A=5cmであることが分かります。

Aの長さが分かれば、Bの長さも求めることができます。

B
=A+3cm+4cm
=5cm+3cm+4cm
=12cm

したがって、一番下の長方形は、面積72cm2・横12cmの長方形となります。

よって、縦の長さは
72cm2÷12cm=6cm
これが答えとなります。

ここで、ふと疑問が浮かぶかもしれません。

「真ん中の長方形は使わないのか?」と。

実はこの問題、真ん中の四角形は答えを出すうえで必要のない情報です。

この問題の最大のポイントは、

「必要な情報だけを見極める」

という点にあります。つまり、不要な情報に惑わされず、正しい情報だけで解を導く力が問われているのです。

まとめ

算数・数学の試験では、必要な情報とそうでない情報を見分けて解く力が求められます。

今回のパズル問題は、簡単な計算だけで考えることができるため、そうした判断力や思考力を養うのに最適です。

ぜひ、他の問題にも挑戦してみてください!

※当メディアでご紹介する数学関連の記事には、複数の解法が存在する場合があります。あくまで一例としてご参考ください。


文・編集(監修):SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」