「この写真を見てひと言」子ギツネはお母さんになんて言ってるの？【北海道のかわいい動物たち・写真7枚】

今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。（2025年5月26日〜5月30日ピックアップ分）

カラスは・・もう行ったかな？

撮影：rikka_snow2015 さん

道路脇の側溝に取り付けられてある、網状のふた（グレーチングというのだそう）から顔を出そうとしているのは？

１枚目だとハテナという感じですが、２枚目で、エゾシマリスだとわかりました！
カラスが来たので隠れて、しばらくしたら、すーっと出て来たそうです。

この網状のフタの〝間隔〟はどのくらいなんだろうと思って調べてみたら、標準的なモノで３センチらしいので、エゾシマリスの、顔の小ささが良くわかりますね。

とはいえ、時として直径２センチくらいありそうなドングリを、左右のほっぺたに２個ずつくらいであれば、簡単にほおばったりするので、顔が縮んだり、伸びたりと、動物ってやはり不思議がいっぱいですね。

子ギツネは〝何て〟言ってるのかな？

撮影：kengo_takahashi_photography さん

お母さんギツネのオッパイには、きょうだいたちが夢中で吸いついているようです。
そんな中、１匹の子ギツネが、お母さんに、懸命に何かを訴えているようですね。

お母さんギツネには、８個の乳首があるはずです、なぜ、きょうだいたちに混じって、オッパイ争奪戦に参加しないのでしょうか？
まるで「この写真を見てひと言」といった〝大喜利〟お題のようですが、ご覧の皆さま、さてこの子ギツネは、お母さんギツネになんと言っているのでしょう？

私なら、ん〜ん、「だから９匹のきょうだいはイヤなんだってば！」かな？

ボクはモフモフの〝代表選手〟

撮影：emiko__515 さん

この季節の、モフモフの〝代表選手〟的な存在の、エゾフクロウのヒナですねー。

昼間は目を閉じて寝ていることが多いエゾフクロウですが、ヒナたちは、親鳥たちよりは、昼間でも目あけたり、隣にいるきょうだいにちょっかいをかけたり、時々〝伸び〟をするかのように羽を広げたりといった、かわいらしい姿を見せてくれて、ウォッチャー達を楽しませてくれます。

しかしながら、エゾフクロウのヒナを見つけたら、まずは、近くにいる親鳥の位置を確認していただきたいです。
もし親鳥と、ヒナとを結ぶ〝線〟に近い所に人間が入り込んでしまうと、親鳥は非常に不安になるのです。
親鳥と、ヒナと、観察者の位置が、正三角形くらいになるのが理想的なのですが。

シャチが〝サプライズ〟の大接近

撮影：naoco_2024 さん

シャチは、クジラの仲間で、大きなオスだと８ｍくらいにもなります。
幼稚園の送迎などに使われるような、小型のバスくらいの大きさですね。

「キューキュー」「ピーピー」など、色んな声を出して話し合い、家族で協力して魚を獲ったりなどと、とても高い知性をもっています。

「きょうの１枚」は、おそらく知床の羅臼港から出ている、ホエールウォッチングのクルーズ船から撮影なさったものかと思います。
アタマの後ろにある、呼吸をするための〝噴気孔〟が、とてもよく見えてますね。
この角度で〝噴気孔〟を見下ろすことができるということは、クルーズ船の、びっくりするほど近くまで、シャチがやって来てくれたようですね。

そんな〝人懐っこさ〟を見せる反面、イルカからアザラシ、ラッコ、サメ、クジラまで、海中のあらゆるものを食べるので、英語では「キラー・ホエール」と呼ばれる、食物連鎖の頂点に位置する存在です。

ママの背中〝ちゃっかり〟ゲット！

撮影：o.taka26 さん

カワアイサと言う名前の水鳥の、お母さんと、生まれて間もないヒナたちです。
ヒナの数は、全部で、１２羽いるのだそう。

どこへ行くのも、お母さんの後ろを１列になって行動するのですが、さすがに１２羽もきょうだいがいると、その中には〝ちゃっかり者〟が必ずいて、ひとりだけママの背中に乗っかってる子がいます。

生まれて間もないヒナたちなのですが、〝ちゃっかり〟〝のんびり〟〝おっとり〟〝せっかち〟〝マイペース〟〝ママにべったり〟など、その個性も様々。
いずれの子も、無事に大きく育ってほしいものですね。

文：インスタグラム「北海道３大かわいい動物」プロジェクト事務局 ／ ami_papa

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