【デニムタイプ別】50代にふさわしい着こなしを指南！

2025.6.2

「若いころのデニムが似合わない」「ラフになり過ぎて出かけられない」などの声も聞き、デニム難民になっている50代は多いはず。そこで、「薄色デニム」「ワイド」「ボーイズテーパード」「定番ストレート」「コクーンシルエット」の5タイプのデニムをピックアップ。清潔感と品を保つ、大人ならではのデニムスタイルを考えました。

＜薄色デニムなら……＞レーシィトップスで甘辛仕上げに

デニムパンツ￥24,200／ロワズィール、シアージャケット￥49,500、レースブラウス￥51,700／ともにエリテ（KMDファーム）、バッグ￥28,600／スズキタカユキ、シューズ￥42,900／カステラーノ（フラッパーズ）、キャップ￥35,200／ミュールバウアー、バングル￥90,200／セルジュ・トラヴァル（ともにアッシュ・ペー・フランス）

夏らしくこなれ感が出せるライトブルーまで色落ちしたブリーチデニム。ラフにまとめ過ぎるとご近所カジュアルになりがちなので、フェミニンなトップスや小物と合わせ、甘辛ミックスに仕上げましょう。
繊細な白のシアー素材のジャケットから透ける濃色のカットワークレースブラウスが、ほんのりと大人の色香を演出。全身をブルーのグラデーションでまとめて、涼やかなおしゃれ着に。

＜ワイドデニムなら……＞ジレで引き締めてメリハリを

デニムワイドパンツ￥33,000／エリテ（KMDファーム）、ショートジレ￥24,200／ルシェルドハリス（金万）、レースシャツ￥26,400／ティッカ、ベルト￥13,200／レフィエ（フラッパーズ）、パンプス￥81,400／ネブローニ、バッグ￥77,000／ジャマン・ピュエッシュ（アッシュ・ペー・フランス）

下半身の難を隠し、すらっと美脚に見せてくれるワイドストレートデニム。大人は色落ちのない濃インディゴなど、きれいめを選ぶのがポイントです。
コンパクトなジレと合わせるとよりスタイルアップでき、白のレースシャツもほどよくカジュアルな雰囲気に。清潔感があるのでお出かけはもとより、お仕事シーンでも活躍します。
足元はエッジの効いた黒のスタッズパンプスを合わせ、配色でも黒を散らして全身をきりっと引き締めて。

＜古着風ボーイズデニムなら……＞きれいめシャツで格上げ

ボーイズデニムはカジュアル度を抑えるストライプシャツが◎ — 大人のおしゃれ手帖

デニムパンツ￥26,400／ルシェルドハリス（金万）、スキッパーシャツ￥26,400／ティッカ、バッグ￥13,420／ザ・ジャクソンズ（アッシュ・ペー・フランス）、スニーカー￥11,000／ムーンスター（ムーンスターカスタマーセンター）

太もも部分の色落ちや股ひげが、こなれた雰囲気の古着風ボーイズデニム。カジュアルな雰囲気のテーパードシルエットなので、きちんと感のあるトップスと合わせてバランスを取りましょう。
かっちり見えるストライプシャツもほどよくカジュアルダウンでき、こなれた着こなしに。ラフなスニーカーとロゴトートと合わせて、きれいなイエローのストライプ柄を引き立てて。

＜王道デニムなら……＞デザイントップスで洗練ムードに

ストレートデニムパンツ￥14,300／リー（エドウイン・カスタマーサービス）、帽子￥22,000／ステットソン（ステットソンジャパン）、ボーダーカットソー￥16,500／ルシェルドハリス（金万）、かごバッグ￥39,600／ロワズィール、かごに付けたスカーフ￥9,680／マニプリ、サンダル￥35,200／レキップ

若いころからなじみがある鉄板デニムといえば、スタンダードなストレートシルエット。手持ち率の高い、安心感のあるデニムは、トレンド感のあるトップスでおしゃれの冒険を楽しみましょう。
今年らしい変わりデザインのボーダーカットソーなら、これ一枚でおしゃれが完成。柄の縦横を絶妙に切り替えたデザインですっきりとシャープに見え、着やせ効果も期待大。かごバッグやサンダル、カンカン帽などを足して、夏気分を盛り上げて。

＜コクーンデニムなら……＞大人の日常服が一気に鮮度アップ！

デニムマオパンツ￥25,300／バスコネスト（バスコ）、リネンシャツ￥30,800／レキップ、Ｔシャツ￥9,900／マニプリ、ビーズバッグ￥20,900／マルシェ、バレエシューズ￥31,900／スペルタ（ともにフラッパーズ）

はくだけで“旬”のおしゃれ感を出せるのが、大人向けにつくられたコクーンシルエットのデニムパンツ。体形をカバーしつつ、デニム上級者なオーラを放ちます。
色落ちのない濃インディゴできれいめにも着こなせ、白Ｔシャツと合わせたラフなカジュアルスタイルもサマになります。インディゴに映えるきれいなオレンジのリネンシャツをはおれば血色もよく見え、ゴールドのバレエシューズとビーズバッグでほんのり女性らしさも添えて。