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管理栄養士「なるべく避けて」→実は『豆腐』と相性の悪い食べ物があった…食べ合わせが“NGな食材”とは?

  • 2025.6.25
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

ヘルシーで栄養満点の豆腐。ダイエット中や健康を意識する方にとって、食卓に欠かせない存在ですよね。でも実は、そんな豆腐にも「相性があまりよくない食材」があるのをご存じでしょうか?

「豆腐はどんな食材とも合う」と思われがちですが、組み合わせによっては、せっかくの栄養を十分に活かせないこともあるんです。今回は、管理栄養士の視点からちょっと注意したい食べ合わせをご紹介します。

豆腐の栄養、こんなにすごい!

まずは、豆腐がどれだけ栄養豊富かをおさらいしましょう。

豆腐のたんぱく質は大豆由来の「植物性たんぱく質」で、筋肉や骨の健康維持に役立ちます。動物性たんぱく質と比べて脂質が少ないため、コレステロール対策にもおすすめです。

さらに、女性にうれしい「大豆イソフラボン」はホルモンバランスを整える働きがあり、更年期のサポートにも効果的。また、カルシウムも含まれていて、骨粗しょう症予防や血圧の安定にも◎。まさに毎日食べたい万能食材といえます。

豆腐と実は相性がよくない「しらす」

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

そんな豆腐ですが、実は「しらす」との食べ合わせにはちょっと注意が必要です。

しらすはカルシウムがとても豊富な食材。一方で、豆腐には「フィチン酸」という成分が含まれていて、この成分はカルシウムの吸収を妨げる性質があるんです。

つまり、しらすと豆腐を一緒に食べると、しらすのカルシウムを効率よく吸収しにくくなってしまう可能性があるんですね。

もちろん、絶対に一緒に食べてはいけないわけではありませんが、「しらすでしっかりカルシウムをとりたい!」という目的があるときは、豆腐との組み合わせをちょっと控えめにするのがおすすめです。

食べ合わせをちょっと意識して、もっとおいしく健康に

豆腐は栄養豊富で、料理のバリエーションも多い万能食材。でも、ちょっとした組み合わせで栄養の吸収効率が変わることもあるんですね。

「今日は何を合わせようかな?」と献立を考えるときに、こうした食べ合わせの豆知識を少し意識するだけで、体にうれしい食事につながります。
毎日のごはんを、もっとおいしく・もっと賢く。ぜひ参考にしてみてくださいね。


監修者:陽南(はるな)
管理栄養士×ヨガインストラクター

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女子栄養大学卒業。3人兄弟の母。
オンラインを中心にママ向けヨガインストラクターとして、「自分の時間も大切にしていい」と思える心と体づくりをサポート。
埼玉を拠点に、地域のママたちが集えるコミュニティで、親子ヨガやリラックスヨガを通し、ママが素の自分でいられる居場所づくりを大切にしています。
ヨガスクール「ママニティカレッジ」認定講師としても活動中。
https://lit.link/haruna00yoga