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「月10万円、無職一人暮らし」年金で生活する60代女性の“現実”とは?「不安が入り混じる」「社会とのつながりが薄くなることも怖い」

  • 2025.6.16
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

年金生活に入った高齢者の暮らしには、自由と制約、安心と不安が交錯しています。今回は、東京都で一人暮らしを送る60代女性・Nさん(仮名)の声をご紹介します。

60代女性、一人暮らし「月10万円」の年金生活とは?

Nさんは現在、月10万円の年金で一人暮らしをしています。

「年金生活は、安心と不安が入り混じる毎日です。」「無理のない範囲で趣味や友人との交流を楽しみ、穏やかに過ごせています。」

限られた収入の中でも、小さな喜びを見つけ、自分らしく暮らす努力を重ねているNさん。趣味や旅行、地域のコミュニティ活動に参加することが、暮らしに充実感をもたらしているといいます。

「一方で、将来の医療費や予期せぬ出費に備える必要があり、節約も欠かせません。健康管理を心がけながら、日々の小さな喜びを大切にし、充実感を感じられるよう工夫しています。経済的な制約の中でも、自分らしい生活を続けたいと思っています。」

老後の“自由な時間”がくれるもの

「自分のペースで好きなことに時間を使えることや、家族や友人とゆったり過ごせること」が老後の楽しみだというNさん。一方で、心のどこかには拭いきれない不安もあるそうです。

「不安は健康面の問題や経済的な安定が続くかどうかです。身体の衰えや介護の必要性、年金や貯蓄だけで十分に生活できるかという心配もあります。」

また、孤独感を感じることや社会とのつながりが薄くなることも怖いと感じています。」

自由な時間はときに孤独を呼び寄せ、経済的な制約は未来の選択肢を狭める——そんな現実と向き合いながらも、Nさんは「これらの不安を和らげるために、健康管理や資産運用、そして人との交流を大切にしていきたい」と前を向いています。

「制限の中でも、自分らしく生きたい」健康と交流が年金生活のカギに

「一方で、将来の医療費や予期せぬ出費に備える必要があり、節約も欠かせません。健康管理を心がけながら、日々の小さな喜びを大切にし、充実感を感じられるよう工夫しています。経済的な制約の中でも、自分らしい生活を続けたいと思っています。」

Nさんのように、自分のペースで生活を楽しみながらも、将来への備えと人とのつながりを意識して暮らす高齢者が増えています。

“経済的な制約”という現実に向き合いながらも、“自分らしい暮らし”を諦めずに工夫を重ねる姿は、多くの人にとっての指針となるのではないでしょうか。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。
アンケート実施日:2025年6月4日
投稿方法:インターネットサービスによる任意回答(自由回答式)
投稿者:60代女性・東京都在住・一人暮らし