「親を裏切った瞬間」就活で１００社以上の選考を受けたのに…なぜかLDHのオーディションに“合格”→まさかの【デビュー】へ

現代の芸能界には、意外な経歴を持つ人物が数多く存在します。中には、安定した将来を確約されたようなエリートコースを歩んでいたにもかかわらず、突如として方向転換し、華やかな世界に飛び込んだ人物も。その選択には葛藤や驚き、そして“運命”ともいえるような出会いがあったのです。

名門校出身で100社以上就活した末に、芸能界デビューした男性とは？

中学から名門私立校に通い、大学時代には真剣に就職活動をしていたある男性がいました。

なんと、就職活動では100社以上の選考を受け、内定も獲得していたといいます。

将来をしっかり見据えた堅実な学生生活を送りながら、実は「ダンス」というもう一つの情熱を秘めていた彼。やがて、思いもよらぬチャンスが舞い込み、現在では国民的グループの一員として知られる存在に——。

ではここでクイズです。
真剣に就職活動をしていたものの、LDHのオーディションに合格し、芸能界入りを果たした名門校出身のエリート男性とは誰でしょう？

ヒント…

①中学から慶應に通う筋金入りの“慶應ボーイ”

②高校の文化祭で初めてダンスに目覚め、大学でも続ける

③就職内定を蹴って芸能界入りし、現在は三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの一員

答えは……岩田剛典さんです！

先日EXILEの活動終了を発表した岩田剛典さん。もともとは慶應義塾普通部からエスカレーター式に慶應大学まで進学した筋金入りのエリートです。高校3年生の文化祭でのパフォーマンスがきっかけでダンスに魅了され、その日一日で夢中になったと語っています。

大学ではダンスチームに所属し、競技として本格的に取り組みつつも、当時は「将来ダンスで食べていけるとは思っていなかった」と回顧。周囲にプロダンサーのロールモデルがいなかったこともあり、しっかりと就職活動を行い、実際に内定も得ていたそうです。

ところが、大学在学中に受けたLDHのオーディションでまさかの合格。そこから彼の人生は大きく動き出しました。

岩田さんは、オーディションを受けていたこと自体を両親には秘密にしていたそうです。合格後、「まず親に電話しなきゃ」と伝えたところ、母親はあまりの驚きに言葉を失い、その後涙を流したとのこと。「その瞬間は親を裏切った瞬間だなって」と当時を振り返っています。

名門校を卒業し、大手企業への就職が見えていた息子の突然の進路変更。それでも、岩田さんは「こんなチャンスは僕にはもうないと思って」と感じ、ダンスという情熱を信じて芸能界入りを決意しました。

岩田剛典さんの歩んできた道は、まさに“エリートから夢追い人”へのドラマチックな転身。今ではEXILEや三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのパフォーマーとして、そして俳優としても多くのファンを魅了しています。

安定を捨てて夢に飛び込む勇気、そしてそれを支えた努力と才能が、今の華やかな姿につながっているのです。夢は思いがけない形で叶う——そんなメッセージを、彼の人生から感じることができます。