３点もゴールを奪われた…悔し涙を流す息子の成長に「我が子ながら偉い」

ギャグマンガを中心に漫画を描く木下晋也（@kinositasinya）さん。子育てや恋愛に関するマンガも手がけ、X（旧Twitter）で発信しています。

サッカー大会での『悔しい』という感情に、コースケくんの成長を感じる場面です。

悔しいキーパー体験

サッカー大会に出場した長男コースケくん。前回に比べると実力差は縮まり、他チームとも互角に戦えるようになってきました。この日はゴールキーパーを担当。ところが試合中に3点を奪われてしまい、笛の音とともに涙がこぼれます。試合後も涙は止まらず、悔しさを隠しきれない様子。

気持ちの整理がつかず、チームメイトの声にも素直に反応できない姿が印象的です。弟イクくんに話しかけられても、思わず強い口調になってしまいますが、それも真剣に取り組んでいた証。

しかし翌日には父親を誘い、屋上バルコニーでサッカーの練習をする姿がありました。プレー中の悔しさ、失敗に対する落ち込み、そしてほんの少しの前進。小さなきっかけで気持ちを立て直し、自分なりに前に進もうとする姿が描かれていて、思わず応援したくなります。スポーツに真剣に向き合う子どもの気持ちに共感しつつ、親としてもそっと寄り添いたくなる、そんなエピソードです。

X（旧Twitter）：木下晋也（@kinositasinya）