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なぜか“新婚の社員”の自宅に行きたがる上司。その『本当の目的』に「あ、これ裏があるやつ」【マンガ】

  • 2026.8.26

普段は厳しいはずの目上の立場の人間から、急に愛想よく声をかけられたら、その裏を勘ぐってしまうのが人情です。『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』は、ブラック企業で働いていた社員が猫になり、職場をホワイトに変えていくコメディ。主人公のモフ田は、巨大な猫の姿のまま社内の看板役を担い、結婚して新居を構えるまでに周囲から愛される存在になっています。

今回追いかけるのは、社内で「鬼」と恐れられてきた役員・万田常務から、引っ越し祝いに行きたいと持ちかけられる場面。上機嫌な申し出の奥に潜む本当の目的を、新入社員説明会での一幕とあわせて見ていきます。

レーザーに飛びつくモフ田の本能

モフ田は、新入社員説明会で新卒に紹介される立場になっていました。すでに社の看板猫として定着している証拠に、新卒たちからは驚きと親しみの入り混じった視線が集まります。自己紹介を終えて説明を始めた矢先、スライドを指すレーザーポインターの赤い点に視線が吸い寄せられてしまいました。

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『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』(c)清水めりぃ/KADOKAWA

本能には人格も勝てないようで、先輩が「モフ田何やってんだ ちゃんと説明できないなら貸せ」と割って入り、ポインターを引き継ぎます。しかし、先輩はモフ田をポインターで動き回らせる始末。叱られたはずが即興のアクロバティックショーに早変わりし、新卒たちのスタンディングオベーションを浴びるところに、この職場らしい落差がにじんでいました。

上機嫌な常務にただよう下心

拍手が鳴りやまないなか、居合わせた常務が労いの言葉をかけてきます。話題は仕事の話ではなく、主人公が結婚して構えた新居のことです。

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『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』(c)清水めりぃ/KADOKAWA

常務は上機嫌で「今度引っ越し祝いに行っても良いかい?」と申し出て、主人公は照れながらも快く受け入れました。しかし先輩は「これ何か裏があるやつだな」と勘づくのです。さらに「たのしそー」と思うあたり、先輩がモフ田と常務の関係を面白がっていることが伝わってきます。普段は鬼と恐れられる常務の、隠しきれない下心がどこか憎めません。

しっぽで元気を取り戻す常務

後日談として描かれるのが、常務がまた主人公を呼び出す場面です。夏風邪と寝不足で元気が出ないと訴える常務に、主人公は後頭部としっぽのどちらにするか選ばせました。

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『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』(c)清水めりぃ/KADOKAWA

常務は迷わず「しっぽで」と即答し、「すっごい元気でる!」と息を吹き返します。効果に目をつけた常務は広報担当に商品化を持ちかけ、後日『モフ田くんのしっぽ』という抱き枕が実際に商品になりました。常務が元気を取り戻す手段は、結局いつものモフモフだったというわけです。

高い役職に就いていても、疲れたときに元気をもらいたい気持ちは変わりません。『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』には、そうした管理職の憎めなさがあちこちに滲んでいます。


『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』(c)清水めりぃ/KADOKAWA

※本記事はコンテンツの権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

 



 

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#43 アレを作れないか?
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クリエイター情報

清水めりぃ

大の猫好き。そのことを活かした漫画をweb上で公開し、『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』のほか、軒並み好評を博している。

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