「責められるのストレスで」《お腹が張った》を理由に会議を退席？妊娠を利用した女性社員の手口に「何を言っても響かない」

バイクでのツーリングや雪山が大好きな、ミミ（ミミの実話なまんがブログ）さん。主に実録や体験談などをもとに漫画を描き、Instagramとブログで発信しています。

妊娠中であることを強調する女性社員・片桐リナさん。社内での対応をめぐる会議の中、課長の真鍋さんが「制度を私的に使っていたとすれば問題」と冷静に対応しようとしますが…。

すり替わる論点

社内での対応をめぐる会議で、真鍋課長が「制度を私的に使っていたとすれば問題」と冷静に対応しようとする場面から始まります。ところが女性社員・片桐リナさんは、妊娠中であることを強調し、「責められるのストレスで」と話をすり替えようとします。

しかし、真鍋課長は「妊娠経験がないからわからないのでは？」という片桐さんの言葉にも屈せず、「今は業務上の責任について話している」と毅然とした態度を崩しません。しかし片桐さんは突然「お腹が張ってきた」と言って会議を途中で退席し、「これで勝った！」とほくそ笑みます。

上司たちは「何を言っても響かない」「出しゃばり過ぎたかもしれない」、「上司として見ておくべきだった」と悔しさをにじませます。一方で片桐さんはスマホを手に「楽勝じゃん♡ 早く産休にならないかな」と気楽な様子。

読み進めるうちに、制度の本来の意義と、それを取り巻く人間関係の難しさが胸に残ります。立場や状況は様々でも、真剣に仕事に向き合う人々の気持ちが軽んじられない社会であってほしいと願わずにはいられません。

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