「女子力が武器なのに」来客へのお茶出しに机拭き当番が次々と廃止！空回りし始めた女性社員の《過度なアピール》とは？

バイクでのツーリングや雪山が大好きな、ミミ（ミミの実話なまんがブログ）さん。主に実録や体験談などをもとに漫画を描き、Instagramとブログで発信しています。

職場での〝女子力アピール〟が凄いリナさん。しかし、リナさんのアピールが、だんだんと空回りし始めて…？

え？知らないの？

「今日も女子力発揮しなきゃ」と、来客相手のお茶出しに力を入れるリナさん。しかし、第一応接室へ向かうと、複数のペットボトルが用意されていました。どうやら、先週から女性社員たちからの提案により、セルフ式になったそうで、そのことをリナさんは知らずにいたのです。

お茶出しがセルフ式になったことについて、来客者は「確かに女性の負担になりがちですしね」「我が社も見習いたいと思います」と話していて…。リナさんは「何それ」「私みたいに華のある女子がお茶出しした方がいいはずなのに…」と感じ、泣く泣くせっかく淹れたお茶をシンクに流すことになるのでした。

そんななか、ほかの女性社員が結婚したという話が聞こえてきました。「私のほうがずっと女子力高いのに」と、リナさんは声の主たちを睨みつけます。また、ある日リナさんが机をキレイにしようとしていると…。机拭き当番が廃止になったと、男性社員から聞かされました。備品でウェットティッシュが配布されるため、各自でやることになったそうですが、またもやリナさんにとっては知らない情報。

女性社員たちは、リナさんの女子力アピールについて〝プレッシャー〟だと感じており、今まで当たり前だったことを次々と廃止していったのだとか。女子力アピールをしても、最近空回りばかり…。そんな状況にリナさんは「女子力が武器なのにこんなのおかしいでしょっ！！」と、唇を噛み締め、涙を浮かべるのでした。

ついに目に見えて空回りし始めた、リナさんの女子力アピール…！リナさんの『女子力』とは、あくまで自分をよく見せるためのもので、あまり思いやりに溢れているとは言えません。本来女子力とはどういうものであるべきなのか、一度立ち止まって考えてみてほしいものです。

しかし、女性社員たちの小さな逆襲に苦労している様子のリナさんを見ていると、少しばかり同情したくなってしまいました。普通に過ごしていたほうが、きっと素敵な人なんだろうに…。なんだか、ちょっぴりもったいないですね。

※実話をもとにしたフィクションです。

Instagram：ミミ（＠honda_mimi_comic）
ブログ：ミミ（ミミの実話なまんがブログ）