「刺さるメッセージ」「沁みる」３００人が選んだ“大人になって改めて刺さるロックバンド” 『Mr.Children』を抑えた第1位は…？

子どもの頃は苦手だった食べ物が、大人になってから大好きになることもあるように、人の価値観や好みは変化しますよね。好きな小説の好みが変わったり、憧れの人物像が変わったりと、色々な形で経験したことがある方も多いのではないでしょうか。音楽もまた同様に、大人になってから心に沁みるようになったなど、年齢や経験値によって感じかたが変わることもあります。

そこで今回は、「大人になって改めて刺さるロックバンドといえば？」という内容のアンケートを実施しました。最も多くの票を獲得したバンドとは…？早速、結果を見ていきましょう。

第3位：B'z・GLAY（同率22票）

同率3位となったのは、B'zとGLAYでした。

B'z

1988年にデビューし、『ultra soul』や『いつかのメリークリスマス』など、今もよく耳にするようなヒット曲をたくさん持つB'z。松本孝弘さんのギタースキルや、稲葉浩志さんの歌唱力の高さに心奪われる方も多いでしょう。アンケートでは、何年も聴いているうちに、「歌詞やメロディそのものが素敵だと感じてくる」という意見がとても多かったです。

改めて聞くと、歌詞の内容の意味を理解できます。（48歳／男性）

稲葉さんの歌の上手さにばかり注目していたけれど、歌詞もメロディも凄く良い。（32歳／女性）

学生時代から好きでよく聞いていましたが、今になりその歌詞がとても深く胸にささる感じがするから（45歳／女性）

GLAY

1994年にメジャーデビューしたGLAYも、同率3位としてランクインしました。1999年に開催された幕張メッセ特設会場での伝説のコンサートは、未だに記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。当時、有料ライブの観客動員数の世界記録を打ち出すほどの勢いが印象的でしたね。あの頃はまだ子どもだった人が大人になり、「歌詞の見方が変わって今なら分かる」というコメントがたくさん寄せられていました。

メンバーがかけることなく、今でも新曲などを出し続けているから。（43歳／女性）

子供の頃何となく聴いていた曲も見方が変わって刺さるようになった（32歳／女性）

歌詞に込められたメッセージが大人になると理解出来て刺さります（50歳／女性）

第2位：Mr.Children（24票）

第2位にランクインしたのは、1992年にデビューしたMr.Childrenでした。『終わりなき旅』や『Tomorrow never knows』など、すぐに思い浮かぶ代表作はとても多いですよね。

アンケートでは、「どの年代にも刺さる」「若い頃とは違った感覚で聴ける」など、長く愛されているバンドであることが伺えます。古参のファンもとても多いのではないでしょうか。

どの年代にも刺さる歌詞がある。良いと思わなかった曲でも数年後意味が分かって良いなと思える時もきたりする。それがすごい。（37歳／男性）

若い頃より歌詞に共感できるようになった（36歳／女性）

同じ曲なのに、若い頃とはまた違った感覚で聴くことができますね。（52歳／女性）

第1位：THE BLUE HEARTS（25票）

今回のアンケートで最も多くの票を獲得し、1位になったのはTHE BLUE HEARTSでした。心に真っ直ぐ届くような、優しく、かつ強烈なメッセージが印象的なバンドですよね。落ち込むことがあった時に、元気をもらったという方は多いのではないでしょうか。

1987年～1995年と、短い活動期間ではありましたが、一度聴けば忘れられないほど強いインパクトを残してくれました。大人になり、理不尽な場面に出くわすことも多くなる中で、今もなお元気をもらっている人は多いようです。

メロディもいいが歌詞が刺さっていろいろ考えさせられる。（38歳／女性）

歌詞が独特だが、刺さるメッセージで、沁みる（32歳／女性）

大人になって不条理な事に遭遇する場面が増えてきたからこそ、応援してくれるような歌詞の多いブルーハーツの曲はシンプルに胸に響きます。（41歳／女性）

“大人になって改めて刺さるロックバンド”は他にも！

今回のアンケートはトップ3が非常に僅差となりました。トップ3に迫るほどの票を集めたバンドは多数あったため、一部ですがコメントとともにご紹介します。

スピッツ（20票）

青春ど真ん中で学校でも全員でチェリーを歌ったのをおぼえているので大人になった今聞いたら当時の事を思い出して刺さります（33歳／女性）

BUMP OF CHICKEN（15票）

歌詞がすごく素敵なものが多いことに最近気づいて好きになった（32歳／女性）

WANIMA（15票）

歌詞が刺さります。MCも刺さります。（45歳／女性）

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調査方法：インターネットサービスによる任意回答（自由回答式）
調査実施日：2025年5月27日～2025年5月29日
調査対象：全国の20代～60代
有効回答数：300名