高齢女性「アンメルツある？」先輩店員の“漫才みたいなすれ違い”に「過呼吸になった」「笑い死ぬかと思った」

接客とは、お客様が心地よく、気持ちよく過ごせるようにするコミュニケーションや対応のことです。単なるマニュアル対応ではなく、相手を見て考え、感じて動けることがとても大切ですね。

よよまる（@yoyomaruzenkai）さんが、「先輩店員のウィットにとんだお客さんへの返答」についてX（旧Twitter）に投稿し、「先輩ないす」「朗らかすぎて笑い死ぬかと思った」と注目を集めています。

いったいどんな返答だったのでしょうか？

気になる投稿が、こちら！

※下記の日付のリンクからX（旧Twitter）に移動します

よよまる（@yoyomaruzenkai）2025年6月15日

ドラッグストアでバイトしてたら「アンメルツタテタテある？」とおばあちゃんが聞いてきて、まだ我慢してたんやけど、先輩が「持ち方変えればタテにもヨコにもなりますよ〜」って無邪気に接客して過呼吸になったことはある

投稿者さんがドラッグストアでアルバイトをしていると、驚きの勘違いをしたおばあさんに”ある商品”のことについて尋ねられました。

おばあさんが尋ねた内容は、「アンメルツタテタテある？」。「どうしてそうなった？」と聞きたくなるような勘違いをしてしまっていますね。

おばあさんが聞きたかったのは、肩こりや筋肉痛などに効果のある塗り薬「アンメルツヨコヨコ」についてでしょう。「ヨコ」と「タテ」…分からなくはないですが、なかなか聞かない勘違いですね。

普通なら思わず「ヨコですよ」とツッコんだり、訂正したりしてしまいそうですが、先輩店員さんは、すかさず「持ち方変えればタテにもヨコにもなりますよ〜」と返答。本当にその通りなのですが、すぐにこうした返答ができる先輩のユーモアや対応力の高さを感じます。

投稿者さんは、このウィットにとんだ返答がかなりツボにはまったようですね。

お客様の言葉や意見を否定せずに誘導して解決

投稿者さんに詳しいお話を伺いました。

---とてもストレートな接客ですね...！この状況を見た時のお気持ちをお聞かせください。

「漫才みたいなやり取りだな」と終始面白く感じました。当時は面白い日常の珍事という形で笑い話として記憶しておりました。今思い返せば、お客様の言葉や意見を否定せずに誘導して解決しているので、「実はすごい先輩だったのかも！」と思います。

---なかなか瞬時にその返事はできません。その後、先輩とはどのような会話がありましたか？また、お客様は探していたものを購入できたのでしょうか？

接客後、先輩とは「面白いお客さんだったね」というやり取りをして終わり、それぞれの業務に戻りました。
お客様には「アンメルツヨコヨコ」という商品をご案内し、お探しの商品とほとんど同じものだと説明して納得頂きました。

---お客さんが無事に購入できてよかったです。

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

朗らかすぎて笑い死ぬかと思った

先輩ないす

先輩の素敵な返答に、おばあさんも気分を害することなく、納得できたようですね。今回のような場面は一見「ただの笑い話」ですが、実はプロ意識と人間力がにじみ出てたとてもレベルの高い接客風景ではないでしょうか。

取材協力：よよまる（@yoyomaruzenkai）さん