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医師「なるべく避けてください」→実は『ほうれい線』の原因になっている…やりがちな“NG習慣”とは?【医師が監修】

  • 2025.6.3
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

誰もが一度は鏡を見て、「あれ、私、こんなに老けて見えたっけ?」と思ったことがあるでしょう。特に、顔に刻まれる"ほうれい線"は、加齢を感じさせる大きな要因のひとつです。しかし、これが単に加齢だけが原因ではなく、日常の何気ない習慣が関係しているとしたらどうでしょう?

この記事では、老け見えの原因になり得る『NG習慣』に焦点を当て、一緒にその原因を探っていきましょう。

あなたのその習慣、実はほうれい線の元凶かも

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

ほうれい線は誰しも年齢とともに深くなるものですが、実は、日常生活でのちょっとした習慣がこのプロセスを加速させる可能性があります。

例えば、「頬杖をつく」という習慣。無意識のうちに頬にかかる圧力が、顔の筋肉を緩め、皮膚の弾力を失わせる原因となりうるのです。また、うつ伏せで寝ることも少なからず影響しています。これらは皮膚の摩擦を招いたり、ほうれい線を刻み込む刺激になったりするのでなるべく避けてください。

できるだけ圧力を避け、物理的刺激の少ない状態でいるのが理想的です。

さらに、「ストローを使って飲み物を飲む」「口呼吸をする」といった日常の動作も要注意です。

これらは口元の筋肉に不必要な圧力をかけることで、皮膚がたるみ、ほうれい線が深く刻まれる一因となります。だからといって、ストローを使わない、呼吸を変えることはそう簡単ではありませんよね。しかし、これらの習慣を少しずつ意識して変えていくことが、結果としてほうれい線の進行を抑える助けになります。

ストレスや偏った食生活も侮れない!

ほうれい線に影響を与えるのは、姿勢だけではありません。

実はストレスや乱れた食生活も大きく関係しています。ストレスがたまると、心だけでなく体にも様々な影響を与えますよね。心身に負担がかかることで、肌の弾力を保つために必要なコラーゲンの減少を招き、それがほうれい線を深刻にしてしまうのです。

また、偏った食生活も注意が必要です。特に、ビタミンやミネラル不足は肌の健康に悪影響を与えます。例えば、ビタミンCはコラーゲンの生成を助ける効果があり、ビタミンEは抗酸化作用で肌の老化を防ぎます。これらを意識しながらバランスよく食事を取ることで、肌の弾力を取り戻すことができます。適度な運動や質の良い睡眠も、美肌を保つために大事なライフスタイルの一部といえるでしょう。

小さな習慣を1つずつ見直そう

さて、ここまででほうれい線に影響を与える『NG習慣』についてお話ししました。

ここまで読んで、「自分の生活をちょっと見直してみようかな」と思った方もいるのではないでしょうか。忙しい生活の中ではついつい見過ごされがちですが、ほんの少しの意識で変化があらわれるかもしれません。

姿勢を整えたり、バランスの取れた食生活で健康を心がけることで、ほうれい線だけでなく身体全体を整えていきましょう。


監修者:PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子(https://pride-clinic.com/)

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2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。