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完成までに456時間。グレイシー・エイブラムス、シャネルのカスタムドレスを纏ってカンヌ国際映画祭に登場

  • 2025.5.26

シンガーのグレイシー・エイブラムスと俳優のポール・メスカルが交際をスタートさせてから約1年弱。ふたりは公の場で一緒にいるところをたびたび目撃されているが、レッドカーペットに揃って登場したことはまだない。しかし、エイブラムスはメスカルの最新主演作『The History of Sound(原題)』をサポートするため、カンヌ国際映画祭に出席したようだ。

メスカルが洗練された黒のスーツを選んだのに対し、エイブラムスが纏ったのはシャネルCHANEL)による黒のカスタムサテンクレープドレスとシフォンのケープ。背中にクリスタルボタンをあしらったドレスは完成までに約456時間を要したもので、19,000種類以上の刺繍が施されている。エイブラムスとメスカルは別々に姿を見せたが、それでもふたりのルックは偶然にも(あるいは必然と)マッチしていた。

このルックについて、「完璧に美しく格上げされたブラックドレスです。本当に素敵」とエイブラムス。「ショールはドラマティックでありながら、とてもエフォートレスに着ることができます。すごく軽やかで優美なんです。ショールを脱げば、一晩中踊り明かせるような気分になれます」。彼女が言うように、プレミア後のアフターパーティーにもぴったりだ。

エイブラムスがこの一着に合わせたのは、18Kホワイトゴールドとブラウンダイヤモンド、ホワイトダイヤモンドをあしらった「パルティキュリエール」リングや、18Kホワイトゴールドとダイヤモンドの「シャン ドゥ ブレ」ピアスなど、メゾンのクラフツマンシップが光るハイジュエリー。そのまばゆい輝きは、カンヌにふさわしい。「この指輪を眺めていると、歴史的な映画祭の魅力に敬意を表し、素晴らしい作品を祝うためにカンヌにいるのだと実感しますね。とても、とても幸運なことだと感じています」と彼女は話す。

エイブラムスがメスカルとレッドカーペットを歩く日はやって来るのだろうか? 彼女の姿を見て、思わずそんなことを期待してしまった。

Text: Christian Allaire Adaptation: Motoko Fujita

From VOGUE.COM

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