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市電でゆるり巡る癒し旅-本村神社と薬草パークでリフレッシュ【中央区味噌天神前】

  • 2025.5.27

ゆる~りと途中下車

こんにちは。地域特派員のTommyです。

今回は、熊本市電に揺られてのんびりと巡る癒やし旅をご紹介します。熊本の中心地と水前寺公園を結ぶ市電の途中駅「味噌天神前」で降りて、ゆる~りと気ままに歩いてみませんか?

電車通りに面した鳥居

疾病平癒の願いから生まれた味噌天神

熊本市電の「味噌天神前」でふと途中下車してみると、そこには日本で唯一の、味噌を祀る神社が佇んでいました

味噌天神の名で親しまれていますが、正式名称は「本村神社」というようです。

味噌天神は約1300年もの歴史を持ち、疫病平癒祈願のために建立された由緒ある神社。歩みを進めると、味噌と神様の意外な関係が見えてきます。

かつて国分寺の僧侶たちは、大量の味噌を腐らせてしまったとか。困り果て祈願すると、神様から「笹を味噌樽に入れよ」というお告げが。その言葉通りにすると、なんと美味しい味噌が出来上がったという伝説が残っています。

ここでは味噌がただの調味料ではなく、神聖なものとして扱われていたことがよく分かります。ご利益も幅広く、家内安全や健康祈願、さらには学問の神様としても信仰されているとのこと。

宮司さんもいませんが

社務所もありませんが

日本で唯一の味噌をまつる理由

長い年月を経てもなお、変わらずそこにある笹の葉が風に揺れる様子は、なんとも味わい深いもの。歩みを止めて眺めていると、この場所が積み重ねてきた時間の流れをそっと感じさせてくれます。

出典:リビングくまもとWeb
出典:リビングくまもとWeb

ベンチで一休み、穏やかな時間を

神社の裏には、ひっそりとした小さな公園が広がり、電車通りの喧騒がまるで別世界のように感じられます。

ベンチに腰を下ろせば、ほっと一息つける穏やかな時間。周囲にはシロツメクサやクローバーが広がり、ふと童心に返って「四つ葉のクローバー探し」に夢中になってしまうかも。

ちょっとした寄り道が、思いがけない癒しのひとときに変わる瞬間です。

出典:リビングくまもとWeb
出典:リビングくまもとWeb

四つ葉のクローバー探し

偶然の出会いを楽しもう

この画像の中にも・・・

この中の四つ葉のクローバー見つかりましたか?

時間を忘れる散策

神社から歩いてわずか2分、熊本大学薬学部の薬草パークは、まるで別世界へと誘う緑あふれる不思議なスポットです。

木々が作る自然のトンネルをくぐり抜けると、都市の喧騒が遠のき、しばし現実を忘れるような感覚に包まれます。四季折々に咲く花々は、訪れるたびに違う表情を見せ、鮮やかな彩りが心を癒してくれるはず。

ゆっくりと歩を進めながら、薬草の香りを感じるこの空間で、時間の流れを忘れてみるのもいいかもしれません。

正門ではない

四季折々の花

自然のトンネル

味噌天神(本村神社)
熊本県熊本市中央区大江本町7-1
096-362-4618
市電 味噌天神前徒歩1分
常時開放
社務所もないためおみくじやお守りはありません。
菅原渡鹿神社が兼務宮です。

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