「俺はやり直したい！もう一度頑張る！」両親の前でも全く懲りない弟に絶望。二股クズ弟｜ママ広場マンガ

結果オーライ？クズな弟のおかげで得た２人の友達

ハルキの浮気がバレ、サクラコと私、そしてまさかの浮気相手のセリナと３人で家を出た後、タクシーの中で謝ってばかりのセリナと私に、「こうなったら３人でとことん話そう！」サクラコが提案した勢いでご飯に行きました。ハルキとの馴れ初めを話すサクラコとセリナ、そのお互い慰め合う姿を見守っていた私は、翌朝２人からのメッセージで目覚めると、ハルキに電話をかけ、「お父さんたちにサクラコとのこと話すから家に来な」と伝えたのでした。

全ての話を聞いたお父さん「サクラコさんにも、セリナさんにも申し訳ない・・」と言い、お母さんはというと、「ハルちゃん・・うぅっ・・」と泣き出してしまいました。
そんな両親を見て、「で、でも・・」と言い訳しようとするハルキを呆れたような目つきで見ていると、

「俺はやり直したいんだ。もう一度振り向いてもらえるよう頑張る！」と全く懲りていない様子に愕然。すかさずサクラコに、「ごめん。うちの弟まだ諦めきれないみたい」とメッセージを送ると、「ウケる」と即返信がありました。

その後。
「お待たせー！」笑顔で駆け寄るサクラコ。「サクラコさん、カホさん、こんばんは」笑顔でやって来たセリナ。３人集まると、「今日は何食べよっか」とご飯を食べに行くことに。

賑やかな店内で、「あー、ほんっとイイ男ってなかなかいないわ」サクラコがそう言うと、「そういえば、この前、めっちゃかっこいい人見つけたんですよー」笑顔で話すセリナ。すかさず、「出たー。セリナの『かっこいい人見つけた』これ何回目よ」そう言って大声で笑い合う私たち。いつしか仲良く女子会をする仲になっていました。

「アホハルキのせいでいろいろあったけど・・いい友達が２人もできたのはよかったな。結果オーライかな？？」と心の中で呟きました。

「サクラコとのことを、両親に話すから」とハルキさんを家に呼びつけたカホさんは、涙を流して嘆く両親に、「もう１度振り向いてもらえるよう頑張る！」と見当違いのことを言うハルキさんに愕然。呆れてサクラコさんに「ごめん。うちの弟。まだ諦めきれないみたい」とメッセージを送りました。
その後、ちょくちょく集まるようになったサクラコさんとセリナさんとカホさん。この日もご飯を食べに行くことに。「あー、ほんとイイ男ってなかなかいないわ」と話すサクラコと、「この前めっちゃかっこいい人見つけたんですよ！」と嬉しそうに言うセリナ。「アホハルキのせいでいろいろあったけど・・いい友達ができたのはよかったな」と思うのでした。

全く懲りない様子のハルキさんには心から呆れてしまいますが、素敵な友達が２人できたのは、とっても嬉しいことですよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部 脚本：船井秋 編集：石野スズ
作画：コハダさんさん
LGBTQ当事者、１児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。