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リンゴを水に沈めて202日放置したら…“衝撃の変化”に「なぜか最後まで見てしまう」

  • 2025.6.24

過激なチャレンジやショート動画があふれる現代のネット上で、ふとした疑問をテーマにしたシンプルな実験が意外な注目を集めることがあります。

たとえば、「飲み物を入れたコップを放置し続ける」といった内容でも、多くの人が思わず最後まで見入ってしまう…。そんな現象、心当たりがある方も多いのではないでしょうか。

今回SNSで話題になっているのは、YouTubeチャンネル「Photo Owl Time Lapse」さんによる“リンゴを水に入れて202日間放置する”という実験動画。

投稿後、その見た目の変化や独特の雰囲気が視聴者の好奇心を刺激し、「衝撃的」「不思議すぎて目が離せない」といった声が多く寄せられています。

そこで今回は、この“リンゴの長期放置実験に対する世間の人の声をご紹介します。

水に浸けたリンゴを202日放置したら…

今回紹介するのは、YouTubeチャンネル「Photo Owl Time Lapse」さんによる投稿です。

タイトルは、「Apple left in water for 202 days time lapse」(リンゴを水に入れて202日間放置したタイムラプス)。

内容はその名の通り、リンゴをガラスボウルの水に沈め、そのまま202日間(約6か月半)置き続けた場合に、どのように変化していくのかを定点観察したもの。

投稿者は説明文の中で「ガラスボウルの掃除がとても大変だった」と語っており、単純な好奇心から始まった実験でありながら、思った以上に手間がかかった様子もうかがえます。

この動画は、自然界における分解プロセスや変化を、タイムラプスという形で直感的に体験できる“時間の可視化実験”となっています。

リンゴの変化はこう進んだ

動画は、リンゴを透明な水に沈めた初日からスタートし、時間の経過とともにその姿が徐々に変わっていきます。

初日〜数週間

水は透明のまま、リンゴもつややかで目立った変化はなし。

1〜2か月

皮の色がくすみ始め、表面にしわが現れ、水もやや濁り始める。

3〜4か月

皮が破れ、内部の変色が進み、リンゴが少しずつ崩れ始める。水の濁りも顕著に…。

5〜6か月(最終段階)

リンゴの形はほぼ崩壊。

表面はどろどろに溶け、水中には沈殿物が溜まり、原形をとどめない状態に。投稿者の「掃除が大変だった」という言葉の重みが実感できます。

この過程を見ていると、「水に入れているからこそゆっくりと進む腐敗のリアル」が浮かび上がります。

この実験を通じて投稿者は「水中でもリンゴはゆっくりと分解が進み、最終的には形を失ってしまう。自然の腐敗のプロセスは、想像以上に時間がかかり、そして予想外の姿を見せてくれる」「ガラスボウルの掃除がとても大変だった」とのコメントを残しています。

SNS上では「怖いけど面白い」「なぜか見入ってしまう」と反響続々

この動画には、国内外からさまざまなコメントが寄せられています。中でも印象的だったのは、予想外の反応の数々です。

  • 最初はもっと綺麗に腐っていくのかと思ったけど、自然は思った通りにならないね
  • サイダー発酵の途中を見ているみたいで不思議な気持ちになる
  • 上層がアップルバターっぽく見えてしまった…
  • これ見たら、リンゴを食べるのが少し怖くなるかも

美しく腐るかと思いきや、意外と泥臭い」「怖いけどなぜか最後まで見てしまう」、そんな不快さと魅力のはざまにある映像に、多くの人が引き込まれていったようです。

みなさんはどう考えますか?

今回は、「リンゴを水に入れて放置するだけ」の動画が、なぜこれほど多くの人を惹きつけたのかを追いました。

動画の魅力は、身近なものが時間の中で変化していく様子をリアルに体験できる点にあります。普段は意識しない「時間」「分解」「腐敗」という現象が、タイムラプスによってぐっと身近に感じられるのです。

また、「ちょっと気味が悪い」「でも見てしまう」といった矛盾した感情が交錯することで、観る人の記憶に残る映像になっているのかもしれません。

SNSで多くの共感を呼んだのも、「なんだか面白い」そんな素朴な驚きが、今の時代に刺さったからではないでしょうか。

Photo Owl Time Lapseさんの今後の“時間の観察記録”にも注目が集まりそうです。

みなさんは、この動画、どう感じましたか?


※この記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。

取材協力:Photo Owl Time Lapse(https://www.youtube.com/@PhotoOwl