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医師「老け顔の原因に」→実は『シワやたるみ』を悪化させる…意外とやりがちな“NGスキンケア習慣”とは?【医師が監修】

  • 2025.5.24
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

顔のお手入れはしっかりしているのに、最近なんだか老けた気がする…なんて感じたことはありませんか?

実は、心当たりのない老け顔の原因が、毎日の何気ない習慣に潜んでいるかもしれません。実際には良かれと思って続けているケアや生活習慣が、逆に肌に悪影響を及ぼしていることもあります。

今回は、医師が指摘する老け顔を加速させる習慣について紐解いていきましょう。

知ってますか?過剰な洗顔が肌を傷める

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

まずは、洗顔について。

多くの方が清潔を意識して、朝晩の1日2回以上、さらには帰宅後すぐに洗顔をする方も少なくないでしょう。

しかし、過剰な洗顔は実は逆効果。洗顔料で顔を洗いすぎると、肌に必要な皮脂までも洗い流してしまい、逆に乾燥を招いてしまいます。

そして、この過度な乾燥が肌のバリア機能を弱め、シワやたるみといった老け顔の原因になります。

正しい洗顔は「適度に」がキーワード。医師の多くは、夜の1回だけでも十分だと言います。朝は水(ぬるま湯)だけで洗顔するのが良い場合も多いです。

スキンケア製品の使いすぎにも要注意

次に考えたいのがスキンケア製品の使い方。

高価な美容液やクリームをたくさん使えば、その分効果があると信じてしまいがちですが、濃厚な成分を肌に重ねすぎると逆に負担をかけてしまうことがあります。

同様に、薬用や美白といった特別な効果を謳った製品も、必要以上に使用することで肌に炎症を引き起こすリスクがあります。

特に、強力な効果を持つ成分を含む美容液は、医師の指示のもと使用量を守ることが大切です。「ミニマリストであること」がスキンケアの新しいトレンドとも言えるのです。

不規則な生活が肌の敵

また、意外かもしれませんが生活習慣も肌に大きく影響しています。

睡眠不足やストレス、過度の飲酒や喫煙は、間違いなく肌の状態を悪化させます。睡眠中は肌の再生が進んでいるため、しっかりとした睡眠を取ることが、美肌の第一歩。

また、ストレスはホルモンバランスを乱し、肌荒れを引き起こすなど、敵となることも。

また、アルコールの過剰摂取は身体中の水分を奪い、喫煙は血液循環を悪化させるため、どちらも肌の乾燥を招きます。これらの因子を減らし、規則正しい生活リズムを心掛けることが、若々しい肌を保つ秘訣と言えるでしょう。

意識を変えて、健やかな肌を手に入れよう

いかがでしたか?毎日の習慣が実は肌に悪影響を及ぼしていること、意外だったかもしれません。

しかし、これらの習慣を見直すことで、肌の状態は劇的に改善する可能性があります。「何もしないことが最も大切なケアになる場合もある」ということを頭に置いて、この機会にぜひ自分の生活を振り返ってみてください。

そして、健やかな肌を保ち、若々しい印象を維持するために、正しい情報のもとで適切な習慣を選んでください。


監修者:PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子(https://pride-clinic.com/)

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2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。