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『なぜか皆から好かれる人』は無意識に使ってる … 「たしかに」でも「なるほど」でもない、“優秀な相槌フレーズ"【プロが解説】

  • 2025.5.31
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出典元:pholtoAC(※画像はイメージです)

日常のコミュニケーションで、相槌の使い方が誰かとの関係を深めるカギになることをご存じでしょうか?一般的に「たしかに」「なるほど」といった相槌はよく使われていますが、それ以上に効果的なフレーズが存在します。この最強の相槌フレーズを知って、あなたもコミュ力の高い人の仲間入りを果たしませんか?

「それは面白いですね!」の魔法

コミュニケーションの達人たちは、単なる同意や相槌以上のリアクションを求めています。

「それは面白いですね!」は、その典型的な例です。この一言には、相手の話が興味深いと思っていることを伝える力があります。

ここで重要なのは、単に「面白い」で終わらせないこと。具体的に何が面白いと感じたのかを少し付け加えるだけで、相手の意欲をさらに引き出すことができます。

たとえば、「新しいプロジェクトでこんなことを試しているんだ」と話してきた友人に対して、「それは面白いですね。特にそのアイデアがどう実現するのか興味があります!」と伝えると、彼の話を掘り下げるきっかけになります。

こうした積極的なアプローチは、会話に深みを与え、相手に自分の意見や感情が重要視されていると感じさせます。

具体例と背景知識を活用する

相槌一つで得られる効果を最大限にするためには、背景知識や具体例を活用することが肝心です。

「それは面白いですね!」を使うとき、相手が話した内容に対する興味や価値を示す例を出すと、会話はさらに盛り上がります。

「特に興味がある」と続ける場合、それに関連する自分の経験や知識を添えることで、相手はあなたとの共通点や新たな視点を発見することでしょう。

たとえば、同僚が新しいテクノロジーの活用について話しているとき、「それは面白いですね。実は最近読んだ記事で、似たような技術がこんなふうに使われていると聞きました」と続けると、自分も話題に貢献しているという感覚を得ることができます。

このように、話題を広げるポイントを押さえながら会話を進めると、双方にとって有意義なコミュニケーションが生まれます。

相手の話を引き立たせる存在へ

要するに、「それは面白いですね!」というフレーズは、単なる相槌以上の力を持っています。

相手の話をさらに引き出し、互いに有益で楽しい時間を過ごすための魔法の言葉です。このフレーズを自然に使いこなすことができれば、あなたは聞き上手として周囲からの信頼を得ること間違いなしです。

最終的に、コミュニケーションはただの言葉のやり取りではなく、感情の共有であり関係構築の手段です。

適切な相槌を使いこなすことで、あなたのコミュ力は確実に向上します。次回会話をする際には、ぜひこのフレーズを試してみてください。そして、あなたの会話がどんなふうに深まるか、楽しんでください。 


監修者:川谷潤太(かわたに じゅんた)(株式会社脳レボ 代表)

兵庫県の大手学習塾において、当時最年少で校⻑に就任後、1教室で1,000名以上の生徒が通う学習塾に発展させ、講師研修や入試特番テレビのコメンテーターなども務める。

その後、岡山県の創志学園高校へ赴任し、学校改革とスポーツメンタル指導を担当。史上最速、創設1年、全員1年生で甲子園に出場した硬式野球部では3季連続甲子園出場を果たし、6名のプロ野球選手が誕生。ソフトボール部では3季連続日本一、柔道部では日本一や世界一の選手も輩出した。

2019年に株式会社 脳レボを創設し、オリンピック選手やプロ野球選手など、アスリートやスポーツチームへのメンタル指導、子ども‧保護者‧教員向けの教育講演、企業の人材育成マネジメントや研修などを手がけ、講演回数は8年間で1,500回以上、受講者は12万名を突破。脳科学や大脳生理学、バイオフィードバック工学をベースとした、具体的かつ実践的な手法により、多くの方の願望目標達成をサポートしている。