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【スーパー】レジ係は見た…!スタッフを困らせる 《迷惑客》 の行動とは 自分がやっていないか注意(汗)

  • 2025.5.8

「え…!」 “迷惑客”は日常茶飯事?

誰もが日常的に利用するスーパーマーケット。特に会計を担当するレジ係のスタッフは、直接来店客と接する機会が多く、中には“困った客”に出くわすケースも多いもよう。特に「やめてほしい」と強く感じるケースについて、スーパーのレジ係を4年間務めた筆者が紹介します。元同僚たちの意見も含めた「リアルな窮状」、あなたも実は気付かないうちにやってしまっていませんか?

スーパーの客のイメージ
スーパーの客のイメージ

他の利用客をレジ対応中にもかかわらず、横から話し掛けられるといったケースはしばしば起こります。しかしこれをされるとレジの手を止めることになるため、今まさに対応していた客に迷惑が掛かります。

話し掛けてくる側としては、簡単な質問をしたいだけで長く時間を取るつもりでないのでしょう。ただこれまでの経験上、細かな説明が必要だったり他の社員を呼んで対応しなければならなかったりする場合がほとんどです。

例えば「しょうゆはどこに置いてあるの?」という質問に対して「あちらの通路です」とひと言返すだけでも、接客中の客の商品をスキャンしながら伝えるわけにはいかず、相手の目を見て離す必要があります。当然、手を止めなければいけません。

別の作業と並行しながら接客しても気にしないという人もいるかもしれませんが、よく思わない人も当然います。実際にこれがきっかけで、客同士がトラブルになった場面を目撃したことがあります。

分からないこと、店員に直接確認したいことがある際には、接客中ではないレジ係やサービスカウンター、店内のスタッフに声を掛ける方が、結果的に対応が素早く済むケースも多いはずです。

ときどき、カートを使って買い物した後、レジにカゴを置いてくれない利用客がいます。一般的には、レジに並んで自分の会計が回ってきたらカゴを自分でレジ台に置く人がほとんど。店側としてもそうしたフローを想定しています。

しかし、スマートフォンの操作に夢中で順番が来たことに気付いていなかったり、もしくはカゴをカートに乗せたまま、スタッフが対応するのを待っていたりといった客もいます。

カートをレジに寄せてくれればまだしも取りやすいものの、レジから離れた位置にあるカートをからカゴを取り上げるときには内心ため息が出ることもあります。

ただ以前勤めていたある店舗では、妊婦中の女性やお年寄りの場合は、カゴをレジ台に持ち上げたり会計後にカートに戻したりサービス台に運んだりといった対応を取っていました。とはいえこれはあくまで“プラスのサービス”です。

レジ係の側にも妊娠中や腰を痛めているスタッフはいます。必ずできるわけではないことも知っておいてほしいものです。

レジ係をしていると、しばしば開封済みの商品をカゴに入れて持ってくる客に遭遇します。「子どもが開けてしまった」とすまなそうに申し出るのは、まだマシなケースです。ひどいときは「先に食べた(飲んだ)」と、堂々と開封済みの商品を渡されることもあります。驚かれるかもしれませんが、そうした客は実際少なくありません。

ペットボトル飲料を途中まで飲んでレジに持ってくる人もいれば、空になったヤクルトのパックを渡されたこともあります。

「会計前であってもお客さまはカゴの中の商品を自分のものだと思う」と教えられたので、会計時にも商品は丁寧に扱いますが、それでも会計前に開封するのは困ります。

のどが渇いているならその商品だけ先に会計して飲むこともできますし、おなかが空いているならイートインスペースで購入品を食べた後にゆっくり買い物することもできます。

今でも理解に苦しむ行動ですが、「最終的に代金を払うのだから会計前に開封しても問題ない」と感じているのかもしれません。

利用客にとってレジ係は、日頃からの接点が多い分話し掛けやすい存在と認識されているのかもしれません。しかし、レジ係に個別の商品の細かいスペックや特徴、在庫点数や次回入荷日などを尋ねられても、その場で正確な回答が得られる可能性は極めて低いです。

たとえ売り場の棚を見にいけば分かるような内容でも、レジ係は無断でレジを離れられないので他のスタッフを呼び出さなければならず、進行中だった会計業務が滞ってしまいます。

商品について知りたいことがある場合は、売り場内の店員かサービスカウンターで聞く方が客側にとってもスムーズです。前述の内容と重複しますが、他の客を接客中だとすぐに対応できないことも多いので、レジ係に話し掛ける際は接客中を避けてほしいというのがスタッフたちの本音です。

※ ※ ※

スーパーにはさまざまな人が来店するので、思わずツッコミを入れたくなる行動もしばしば目にします。スーパーへ行ったときは、こうした行動を自分自身がしていないか、少しだけ気に掛けてもらえたらと思います。

(かんな)

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