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テレンス・ハワード、「男性とキスをしたくなかった」からマーヴィン・ゲイの伝記映画を断った

  • 2025.5.1
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テレンス・ハワードは、伝説のソウルシンガー、マーヴィン・ゲイの伝記映画への出演をオファーされたが、「男性とキスをしたくない」がために断ったそうだ。コメディアンのビル・マーのポッドキャスト「Club Random」に出演したテレンスが、自身のキャリアにおける最大の失敗は、スモーキー・ロビンソン自ら主演をオファーしてくれた彼の伝記映画を、マーヴィン・ゲイの伝記映画と撮影スケジュールが重なったために断ったことだと告白した。

マーヴィンの人生は「遥かに興味深く」「語られるべき物語」であるとしながらも、結局のところ同作にも出演していない。その理由をテレンスはこう語る。「クインシー・ジョーンズの家に行ったとき、『マーヴィンはゲイだと噂を聞いた。彼はゲイだったのか』と尋ねてみた。するとクインシーは『そうだ』と答えた」。噂が事実だったことを知ったテレンスは、映画に「出演できない」と決意を固めたという。「スタジオは俺に(同性愛の役を)演じさせたがったが、俺にはできなかった」

ビル・マーから、「映画で男性にキスはできないということか?」と聞かれると、テレンスは「そうだ。偽れない」と答え、「最悪だ。男性とキスなどしたら、唇を切り落としてやる」と不快感を露わに。その上で、「男性とキスしたくないからといって、同性愛嫌悪ではない」と述べ、役柄にコミットできるかどうかの問題だと主張した。「あのキャラクターを100%の力で演じることはできない。自分が理解できないことに身を委ねることは無理だ」

Marvin Gaye plays piano as he records in a studio in circa 1974.

なお、グラミー賞を2度受賞しているマーヴィン・ゲイは、1963年から1977年にかけてアンナ・ゴーディと、1977年から1981年にかけてジャニス・ハンターと結婚しており、生前に自身のセクシュアリティについて明言したことはなかったようだ。クインシーは2018年の『ヴァルチャー』のインタビューで、「マーロン・ブランドは、出会った中で一番魅力的なヤツだった。彼は誰とでも、何とでも寝ていた。郵便受けともヤッてたし、ジェームズ・ボールドウィンやリチャード・プライヤー、マーティン・ゲイともヤッていた」と発言していた。

Text: Tae Terai

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