週末はヘブンリーなスパで、疲れた体をリセット【エディター体験録】

『オークラ スパ』ではトリートメント前にオークラの浴室やサウナも使えるとのことで、半日遊べる日を狙って予約。ドライ・スチームのサウナや炭酸泉にどっぷり浸ってぽかぽかになったところで、いざトリートメントへ。まずはうつ伏せになって背中のマッサージから始まるが、このときにもオルラーヌの最高級ラインであるロワイヤルの美容液を使うというからうれしい限り。自律神経が通っている脊柱のキワをほぐしたり、そっと揺らして緩めたりという手技がなんとも心地よい。物足りなさはなく、むしろこわばっていた芯がほどけていくような感じが新鮮だ。

心も体もしなやかな自分へ

丁寧に15分近く背面をほぐした後は、仰向けになってクレンジングへ。肌あたりは柔らかいけれど、微細なスクラブを混ぜているのでごわつきやくすみをするりとオフ。あと肌に触れてみると小鼻まわりやあご、フェイスラインが別人かと思うほどつるつるにそして柔らかく整っていた。続いてロワイヤルのローションによるパックへ。潤いを浸透させている間に首とデコルテを丁寧にマッサージ。指を揉み玉のように動かすユニークな手技がメインで、固まっていた首まわりがどんどん緩んでいく。深呼吸を促すリチュアルも加わるからリラックス効果抜群だ。続いて美容液を塗布しながら顔のマッサージへ。これはシワ部分に生じやすい硬さにアプローチするとのことで、ごく細かくつまむようなタッチが特徴的。

施術後にまず気づいたのは、顔の軽さ。肌がふわふわで、薄くなってピンと張り詰めていた額も柔らかい。余計な緊張がとれるとこんなにも表情が作りやすいのかと驚かされた。肌がふっくらしているせいか毛穴も目立たず、こめかめに出ていた痩せ感や漂っていたお疲れ感も一掃。肌はもちろん、 顔全体の印象をリセットしたい人は足を運んでみては？

オークラ スパ

東京都港区虎ノ門2-10-4 オークラ東京 オークラ プレステージタワー 27F

03-3505-6086

10:00~21:00 無休

theokuratokyo.jp/experience/fitness_spa/

Editor's Profile

SATOKO TAKAMIZAWA

ビューティー・エディター、ライター。都内を中心としたサロンやクリニックをめぐり、スペシャルケアを体験。本当に良かった施術や美容医療をアウトプットしている。何があってもハイヒールで活動し、脚のケアは念入りに行なっている。

Text: Satoko Takamizawa Editor: Risa Yamaguchi

※『VOGUE JAPAN』2025年5月号「BEAUTY INSIDER」転載記事。

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