1. トップ
  2. クイズ
  3. これどうやって考えるか覚えてる?「10Lの水→何g?」→正しく答えられる?

これどうやって考えるか覚えてる?「10Lの水→何g?」→正しく答えられる?

  • 2025.5.19
undefined

日常生活の中で、水の体積・かさを量る「リットル」と物の重さを量る「グラム」は頻繁に使われますよね。

しかし、これらの単位がどのように関連しているかを正しく理解している人は少ないかもしれません。

この記事では、リットルとグラムの関係を探ってみましょう。

問題

10Lの水の重さは何グラム?

10Lの水の重さをgで表すと、どうなるでしょうか。

ここでは「リットル」と「グラム」の関係性について考えてみましょう。

単位同士のつながりを意識しながら考えてみてください。

解答

それでは正解を発表します!

正解は「10,000g10kg)」です!

間違えてしまった方は、ぜひポイントで確認しましょう!

ポイント

水のような液体の重さを求めるときに重要なのが「密度」です。

一般的に、水の密度は約 1g/cm^3(1立方センチメートルあたり1グラム)とされています。
また、1mL(ミリリットル)=1cm^3なので、

1L(リットル)=1,000mL=1,000cm^3
となります。

したがって、

1Lの水は 1,000cm^3× 1g/cm^3= 1,000g(1kg)

という計算になります。

では、10Lの水はどうなるでしょうか?

10L = 10,000mL = 10,000cm^3
10,000cm^3× 1g/cm^3= 10,000g(=10kg)

つまり、10Lの水の重さは10,000g(10kg)になるのです。

補足:水以外では当てはまらない場合も

今回の計算は「水」を前提にしていますが、液体の密度は物質によって異なります
たとえば、牛乳や油、アルコールなどは水と密度が異なるため、同じリットル数でも重さは変わります。

また、水の密度自体も温度や気圧によって微妙に変化します。
もっとも密度が高くなるのは 1気圧・約3.98℃のときで、そのときの密度はおよそ0.99997g/cm^3です。

ただし、日常生活での使用においては、水の密度を1g/cm^3とする近似で問題ありません

まとめ

「10Lの水=10,000g=10kg」という関係を知っておくだけでも、重さの感覚がぐっとつかみやすくなります。
スーパーでの買い物や荷物の持ち運びなど、日常のちょっとしたシーンで役立つ知識です。

身の回りには、算数や数学の知識が生きる場面が意外と多いもの。
「リットルとグラムの関係」、ぜひ覚えておいてくださいね。