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“家族のために生きてきたあなたへ” 全国の母に捧げる、心に刺さる名作ドラマ【3選】

  • 2025.5.11

――“母だからこそ響く”温かい物語

日々、家族のために駆け抜けている全国のお母さんたちへ。
ふとした瞬間に湧き上がる“これでいいのかな”“私の時間はどこへ行ったんだろう”という思い。
そんな時こそ、ドラマという“ひとりの時間”を過ごしてほしいのです。

今回は、母として、女性として、人生の節目にそっと寄り添ってくれる3本のドラマを厳選しました。
どれも全話完結で、一気見にもぴったり。
自分のペースで、じんわり心をほどいてくれる名作たちです。

1.『コウノドリ』(シーズン1・全10話)

配信:Netflix・U-NEXT・Huluなど(※2025年5月時点)

綾野剛演じる産科医・鴻鳥サクラが、妊娠・出産をめぐるさまざまな命と向き合う医療ヒューマンドラマ。
出産を経験した方には“あるある”が刺さり、これからの方には“知らなかった現実”が沁みる構成です。

1話ごとに完結しつつ、命の重さ、親になることの意味、家族を迎える覚悟など、母としての根源に迫るテーマが詰まっています。
「母であることに疲れた」と思ったときにも、そっと背中を押してくれる一本です。

2.『大豆田とわ子と三人の元夫』(全10話)

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(C)SANKEI

配信:Netflix・U-NEXT・Amazon Prime Videoなど(※2025年5月時点)

バツ3で1人娘を育てる社長・大豆田とわ子(松たか子)が、3人の元夫たちと奇妙な関係を続けながらも奮闘する日々を描いた群像劇。
一見コメディタッチながら、「母として」「一人の女性として」「社会人として」のリアルな葛藤が丁寧に描かれています。

シングルマザーとして、仕事と家庭をどうやりくりしてきたか。
誰にも見せていない“自分の本音”が、ふと浮かび上がるような共感が詰まっています。
洒落た会話と胸に刺さるモノローグがクセになる、大人に刺さる一作。

3.『最後から二番目の恋』(2012年放送・全11話)

配信:FOD・Amazon Prime Videoなど(※2025年5月時点)

家族を支える“母”という役割の中で、自分自身の気持ちは置き去りになっていませんか?
この作品は、そんな女性たちがもう一度「私自身を楽しむ」ためのスイッチを押してくれます。

小泉今日子演じる千明は、45歳の独身女性。鎌倉での新しい暮らしを通して、人とつながること、恋をすること、年齢を重ねることに真正面から向き合っていきます。

「母」も「女」も、どちらも大事にしていい。
観終わったあと、心がふっと軽くなるような温かさを届けてくれるドラマです。

5月11日は名作とともに、休息を

“母としての顔”だけじゃない、“自分自身”としての時間。
そんな時間を持つことは、決してわがままなんかじゃありません。

今回ご紹介した3作は、頑張る母たちの心にそっと寄り添ってくれる物語ばかり。
家事の手を止めて、ソファに沈みながら観てみてください。
きっと、あなたの中の“何か”が、静かに満たされていきますように。


※記事は執筆時点の情報です