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医師「性欲の低下も」→実は『男性更年期』の初期症状かも…意外と見落としがちな“6つの兆候”とは?【医師の監修】

  • 2025.6.2
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「更年期」と聞くと、多くの人が女性特有の現象だと思いがちです。しかし、実は男性にもこの変化の時期があるのをご存じでしょうか?男性の更年期は「男性更年期障害」とも呼ばれ、心理的にも身体的にも影響がある可能性があります。

今回は男性の更年期症状とは何なのか、医師の解説を元に、改善策を含めて詳しく解説します。

更年期症状は男性にも影響が

男性の更年期は、一般的に40代後半から50代にかけて現れ始めることが多いです。背景にあるのは、年齢と共に体内のテストステロン量が減少していくこと。テストステロンは男性ホルモンのひとつで、筋肉量や骨密度、エネルギーレベル、性欲に関わっています。このホルモンの減少が、精神的・身体的にさまざまな影響を及ぼすのです。

具体的には、エネルギーが低下して疲れやすく感じたり、不眠、イライラ、悲観的になるといった心理的症状や、筋肉量の減少による体型の変化を経験することがあります。また、性欲の低下も顕著に現れることが多いといわれています。

日常でできる改善策と、治療法について

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

一部の男性は、自身の変化に戸惑いを感じることがあります。しかし、こうした症状は決して異常なことではなく、年齢を重ねるにつれて自然に起こり得ることなのです。症状の現れ方や程度は個人差があり、すべての男性が同じように感じるわけではありません。しかし、生活や体調に支障をきたしている場合は、早めに改善をはかりましょう。

改善策のひとつは、適度な運動を取り入れること。運動は体内でテストステロンの分泌を促す要因の1つとされており、気分転換やストレス発散にもつながります。さらに、食生活の見直しも有効です。適度な食事や栄養バランスの取れた食品を摂ることで、身体全体の健康を支えることができます。また、アルコールや喫煙はテストステロンの減少を加速させる可能性があるため、節制したほうがよいでしょう。

また、医師の診断のもと足りない男性ホルモンを注射等で定期的に補充したり、漢方などの投薬治療などもおこないます。そのため、気になる症状があったら放置せずに、医師や専門家を受診しましょう。

変化を恐れずに向き合おう

男性の更年期障害は、あまり認識されていないがゆえに、多くの人が気づかずに過ごしてしまうことがあります。病院を受診してみたら、実は更年期による症状だったという場合も往々にしてあります。

まずは自分の体や心の変化に気づくことが大切です。気になる症状があれば、放置せずに医師や専門家に相談してみましょう。


監修者:浅草橋西口クリニックMo 峯 陽子

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大学病院にて乳癌診療に従事する傍ら、地域のクリニックでは内科、皮膚科、泌尿器科を担当。女性の健康や体の不調に関する診療経験が豊富で、幅広い知識に基づいた診療を行う。

浅草橋西口クリニック(https://asakusabashi-mo.jp/