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スマホの電源が切れても「モバイルSuica」や「PASMO」は使える?→“驚きの真相”とは?

  • 2025.5.7

「電車に乗らなきゃいけないのに、スマホの電源が切れた……!」そんなとき、焦って紙の切符を買った経験がある方も多いのでは?
でもなかには「試しに改札を通ったら普通に通れた!」という人もいるかもしれません。

実は、スマホの電源が切れていても“条件によっては”モバイルSuicaやPASMOが使えるんです。この記事では、その理由と対応端末、注意点までをわかりやすく解説します!

スマホの電源が切れていても、モバイルSuicaやPASMOって使えるの?

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スマホには、モバイルSuicaやPASMOなどの交通系ICカードの読み取りにだけ使われる「予備電力機能」が搭載されていることがあります。

これにより、スマホの「通常操作ができない状態」でも、改札でのタッチは一時的に可能になるのです。

iPhoneの場合|XS以降のモデルは“予備電力機能”に対応

iPhone XS(2018年発売)以降のFace ID搭載モデルには、「予備電力付きエクスプレスカード」機能が備わっています。

この機能を使えば、バッテリー残量がほぼゼロでも、電源が切れてから最大5時間程度は改札を通ることができます(Appleの公式情報より)。

 設定方法(iOS 17時点)

  1. 「ウォレット」アプリを開く
  2. モバイルSuicaやPASMOを選択
  3. 右上の「…(詳細)」をタップ→「エクスプレスカード設定」から利用カードを指定

 注意点:

  • iPhoneの電源を「手動でオフにした場合」は、エクスプレスカードも使えなくなります。
  • バッテリーが“完全に消耗”してしまった場合も動作しないことがあります。

Androidの場合|機種によっては電源オフでも使える!

Androidも、FeliCa(おサイフケータイ)対応モデルの一部に「予備電力機能」が搭載されています。

ただし対応状況はメーカーや機種により異なるため、以下の点を事前に確認しましょう:

  • 製品マニュアルや公式サイトで「予備電力」や「電源オフでも使える」と記載があるか
  • FeliCaマークの有無、およびGoogle PayやモバイルSuicaの対応状況

特に国内メーカーのハイエンドモデル(Xperia・Galaxy・AQUOSなど)には比較的搭載例が多く見られます。

Apple Watchは使える? → バッテリー切れではNG!

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Apple WatchでもモバイルSuicaやPASMOは利用可能ですが、バッテリーが完全に切れると利用できません。

スマホとは違い、Apple Watchには「予備電力機能」が搭載されていないため、バッテリー残量がゼロになると改札を通過できなくなります。

もしApple Watchがバッテリー切れだったら?

  • 改札で通れなかった場合、駅係員に事情を伝える
  • 現金や他のICカードで精算する
  • 充電後に入場履歴を修正してもらう

Apple Watchをメインに使っている方は、こまめなバッテリー残量の確認をおすすめします!

バッテリー残量のチェックはこまめに!

モバイルSuicaやPASMOを定期券として使っているときに、バッテリーが切れてしまい別途運賃を支払うことになるのは、少し残念な気持ちになりますよね。

予備電力機能が搭載されているスマートフォンであれば、電源が切れた後も一定時間は改札を通過できるケースがありますが、Apple Watchではバッテリーが切れると利用できなくなってしまいます。

特にApple Watchで交通系ICを利用している方は、外出前にバッテリー残量をしっかり確認して、安心して移動できるよう備えておきましょう。

※記事内の画像はイメージです。
※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。
※さらに詳しく知りたい方はAppleや各種メーカーの公式サイトをご確認ください。