ダイソーで1,000円する紛失防止タグ、正直ナメてた…試してわかった“本当の実力”

雑学王子ミツルが「役に立つ雑学」をテーマに、日常生活で使える情報やニュース、豆知識などを調査・検証するYouTubeチャンネル『雑学王子ミツル – 役立つ雑学』。チャンネル登録者数は19.6万人（2025/05/20現在）を数えます。

今回は数ある動画の中から『【衝撃検証】ダイソーで発売されたスマートタグは外で本当に使えるのか！』をご紹介。22万回（2025/05/20現在）再生されているこの動画では、ダイソーで売られている「紛失防止タグ」などについて紹介しています。

迷子になった荷物を見つけてくれるタグが1,000円で！

今回は、ミツルさんが自腹で商品を購入し、良い点も悪い点もぶちまける企画「勝手に自腹レビュー」を実施。

取り上げる商品は、ダイソーで販売されている「紛失防止タグ」です。

カバンなどに入れておいて、紛失したときにスマホで位置情報を確認できる「エアタグ」というものがありますが、普通に買うと5,000円ぐらいかかります。

しかし、ダイソーの「紛失防止タグ（iPhone用）」は、なんと1,000円で買えます！激安ですね。

早速ミツルさんは、商品のスペックチェックを開始！「電池を入れる部分の蓋が柔らかくて頼りない」「そもそも電池が付属していない」といったツッコミを入れていきますが、特に防水等級として「IPX４」と表記されていることに注目します。

防水等級は末尾の数字で判断し、この紛失防止タグの防水等級は「４」。「いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない」程度なのだそうです。

また、パッケージのスペック表には「Bluetooth」「通信距離約10ｍ」と記載があります。というのも、実はエアタグや紛失防止タグはBluetooth端末に分類されるもの。衛星を仲介して位置情報をやり取りするGPSとは異なるのです。

ミツルさんは具体的な流れを説明します。

まず、タグが半径約10ｍ以内にある誰かのスマホに向かって、Bluetoothで位置情報を飛ばします。そのスマホが受け取った位置情報は一度クラウドに送られ、そこから実際の持ち主のスマホが情報を受信することで、タグの位置が分かるという仕組みになっているのです。

紛失防止タグをスマホに登録し、実力がどれほどなのか早速実験！

車でコインパーキングに出かけます。

停めた車の下に、紛失防止タグを入れたカバンを置きました。

「猫とかいないよね？」と車の下をチェックするミツルさん…。

徒歩で車から離れたところまで移動。

ここで実際にiPhoneの「探す」アプリを立ち上げて「経路」をタップすると、マップが表示され、紛失防止タグをいれたカバンまでの経路が示されました。

これをたどっていくことにより、問題なく見つかりました！

ミツルさんの感想は「使えなかったらこっぴどく言ってやろうかなと思ってたんですけど、結構いいと思う。1,000円でこれならいい。車と財布とかばんに入れておきたい」とのこと。

なお、今回は紛失防止タグの情報発信の話題に関連して、「偽基地局」の電波発信についての雑学も紹介するミツルさん。「偽基地局」は違法電波を発信している車のこと。２Gの電波を飛ばしていて、スマホがこの電波を受信すると、SMSやメールでフィッシングメールなどが届くようになってしまいます。

ちなみにこの電波は、iPhoneの場合ロックダウンモード、Androidの場合２G回線をオフにする機能を使えば、防ぐことができるそうです。

引用元のコメント欄には「使ってみたい」という意見がある一方、少し不安があるという声も挙がっていました。

キャンプに行くときに、テント、寝袋、食料のうち１つを家に忘れてくると、詰んでしまうから３個買っといても良いかもね。

役にたつお話ありがとうございました。近いうちにダイソーに行ってみます。

通常だと5,000円する紛失防止タグが1,000円で購入できると、お得感があります。ミツルさんによるGPSとBluetoothの違いについての説明も分かりやすい動画でした。

ミツル
2022年からYouTubeチャンネル「雑学王子ミツル - 役立つ雑学」を運営。老若男女問わず、誰もが日常生活に取り入れられる便利なテクニックやライフハックを、トリビアを交えて紹介しているYouTuber。
・X：雑学王子ミツル
・Instagram：ミツル

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。