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飛行機で、カップルから「席譲って」要求。了承するも“満席”!?再度断ると…衝撃発言にあ然<海外の機内トラブル2選>

  • 2025.5.4
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出典:photoAC(写真はイメージです)

飛行機といえば、限られた空間に見知らぬ人たちと数時間を共にする特殊な環境です。

そんな中で起きた二つの出来事が海外のSNS「Reddit」で大きな反響を呼んでいます。席の譲り合いから発生した衝突と、強い香水の匂いをめぐるトラブル。これらの投稿者たちは自分のとった行動が正しかったのか、ネットに問いかけたところ、さまざまな意見が寄せられました。

それぞれの状況を見ていきましょう。

カップルに席を譲ろうとしたら...自分の席が消えかけた悲劇

アメリカの航空会社では、グループ分けによる自由席制度が一般的。今回の投稿者は、長い出張から帰る35分のフライトで通路側の席を確保しました。そこへ一緒に座りたいというカップルから席の交換を頼まれ、親切にも応じようとしますが…。

「フライトで自分の席を譲らなかったのは悪かったのか?」

ものすごく長い2日間の出張の後、私は満席のサウスウエスト航空で、ラスベガスからオレンジ郡のジョン・ウェイン空港までのフライトに搭乗した(35分)。私の席はB24。特別良くも悪くもない席だ。

はじめに、空いている21列目通路側の席を確保した。私はヘッドフォンをつけ、とても疲れていたのでウトウトし始めた。この時、私の隣の真ん中の席は空いていた。

数分後、客室乗務員から「まだ乗客が搭乗中であり通路側と窓側の席がなくなったので、真ん中の席を埋めるように」とアナウンスがあった。

しばらくして、私は男性と彼のガールフレンド(おそらく20代半ば)から肩を叩かれ、男から「一緒に座りたいんだけど、動いてもらえますか?」と聞かれた。

それに対し、「ええ、通路側の席は残っていますか?」と答えた。通路側の席は少しも残っていないことを知っていたので少しイライラしたが、それでも彼らのために動こうとしたんだ。

彼は「通路側の席がいいですか?」と言った。そして私は、「通路側がいいんだけど、でもそこに座ってもかまわない(通路を挟んで1列上の真ん中の席を指さす)」と答え、了承した。35分のフライトだと思えば大した問題じゃない。

彼は私の席の隣の通路に立っていて、ガールフレンドは1列前の通路に立っていた。
彼女が移動するまで席を立つことができないので、通路を挟んで1列前の席に座った。私が立ち上がって、私が滑るようにして彼女に動いてもらう。

しかし、彼女はなぜか混乱していて、男に「一緒に座らなくても大丈夫だ」と言い続けていた。

そして、彼女が移動する頃には、私が移動しようとしていた席には、別の乗客が座ってしまったんだ。

だから私は「その席はもう埋まってしまったけど、どこか空いている席はありますか?」と聞いた。男は「そうですね、一緒に座りたいので、別の席を探してもらえるかな?」と言った。
私はすんでのところで、その席を失うところだった。まるで私の席がすでに男の席であるかのように、傲慢でそういう権利があるとばかりの態度でそう言ったのだ。

この時点で飛行機は満席で、もうみんな座っていた。私は「わかると思うけど、もう席は探さないよ。この付近には空いている席はもうない」と言った。

私は立ち上がって数列前と数列後ろを確認してから、そこに残ることに決めたので、「君たちは別れなければならない」と言ったんだ。私は元の通路側の席に座った。

客室乗務員は、このカップルに向かって、あなたたちしかもう立っていないから、席を見つけるよう言った。彼は大きな声でうなっていたが、彼女の方は落ち着いて大丈夫だからと彼に言い聞かせていた。彼は最後列の真ん中の席を見つけ、彼女は私の隣の真ん中の席に座った。

私が悪かったのだろうか?

この投稿に対して、ほとんどの人が投稿者を擁護するコメントを残しています。

アメリカでは良い席を確保するには早めにチェックインするか、追加料金を支払う必要があります。カップルがそれをしなかったのは彼ら自身の問題だと多くの人が指摘しています。

  • 投稿者は何も悪くない、親切にも席を譲ろうとしたのに、相手が傲慢な態度で当然のように振る舞ったのが問題
  • カップルが一緒に座りたいなら、早くチェックインするか追加料金を払うべき
  • 投稿者はむしろ優しすぎる対応をしたのでは?

「香水が強すぎる」と伝えたら、意外な事情が発覚した機内トラブル

もう一つの事例は、20時間の長距離フライト中に起きた香水をめぐるトラブルです。投稿者は隣に座った女性の強い香水と消毒液の匂いに気分が悪くなり、耐えきれずに伝えたところ…。

「飛行機で隣の席の女の子に、香水が強すぎるって言ったんだけど、言った私が悪かった?」

計20時間の長距離フライト中のこと。残り1時間のフライトで、かわいい上品な感じの女性が真ん中の席に座った。私(中年、ワーキングウーマン)は窓側に座っていた。

彼女からはすでに香水の匂いがしていたけれど、さらに強い匂いの消毒液を取り出して、自分の体にこすりつけ始めたの。私は文字通り胃がムカムカしたんだけど、すぐにおさまると思って黙っていた。でもそうじゃなかった。

数分後、私が換気しようとマスクをずらして顔を出すと、彼女は“外が見えるようにブラインドを開けて欲しい”と言ってきたの。「いいわよ」と言ったんだけど、私が不機嫌そうにしながら「あなたの香水はとても強いわ」と言うと、彼女は「ごめんなさい」と恥ずかしそうに答えた。
残りのフライト中は疲れ切っちゃってて、大人しく胃のムカムカに耐えていた。

着陸後、彼女は私の方を向いて、自分には嗅覚がないのと言ったのです。

私は彼女のフライトをとても不快にさせてしまった。他人が困難な経験をしていることにもっと敏感になるべきだった…彼女の夫は消毒液はいい匂いだと言っていたのだそう。

私は冷静になりながら、次に飛行機に乗るときは香水は使わない方が良いと彼女に伝えた。
本当に、飛行機を出た瞬間に気分が良くなったのだから。

この投稿に対するコメントは賛否両論の結果となりました。嗅覚障がいという相手の事情に理解を示す声がある一方で、閉鎖空間での強い香りの使用を批判する声も多く見られました。

  • 香水の匂いで気分が悪くなる人がいることも理解してほしい
  • 閉鎖された共有スペースでは香水を使うべきではない
  • 言い方は不適切だったかもしれないが、体調が悪くなる前に伝えることは必要だった

まとめ

席の問題にしても香水の問題にしても、単純な「正解」があるわけではありません。席の問題では、親切心から始まった行動が思わぬトラブルを招きました。自分の権利を主張することは悪いことではありませんが、他者への配慮の姿勢も大切です。アメリカのフライトシステムでは、良い席を確保するための仕組みがあり、それを活用しなかった結果とも言えるでしょう。

香水の問題については、自分では気づかない影響を他者に与えている可能性を考えさせられます。

嗅覚障がいという特殊事情があったとはいえ、共有空間でのマナーとして、強い香りを控えることが望ましいという意見が多数を占めました。

どちらのケースも、こういった特殊な問題が起きた際には、まずは客室乗務員に相談することが大事かもしれません。


出典:Reditt(AITA for not giving up my seat on a flight…?AITA for telling the girl next to me on the plane that her fragrance was too strong?)