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6時間フライト中、夫婦が「席交換して」要求。断ったら父親“激怒”!?男性の対応に賛否<海外の機内トラブル2選>

  • 2025.5.5
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出典:photoAC(写真はイメージです)

飛行機での移動は、時に思わぬトラブルの場になります。特に座席や匂いをめぐる問題は、世界各国でたびたび議論が起きますよね。

アメリカのSNS「Reddit」で話題になったのは、「お金を払って予約した席を奪おうとした親子」と「空港内で購入した食事を機内で食べようとしたら注意された乗客」の体験談。

どちらもそれぞれの価値観の違いによる衝突。果たしてどのような結末になったのでしょうか。

座席指定料を払った男性に「席を譲って」と強要した親子に賛否両論

飛行機の席は事前に座席指定料を支払って確保することが可能です。そんな事前予約した席を、家族と一緒に座りたい夫婦に譲らなかったことでトラブルが起きてしまったそう。

正直、自分が悪かったのかどうか分からなくて悩んでる。

その日、私は長時間の深夜便(約6時間)で帰省する予定だった。エコノミークラスだけど、長距離フライトのときはいつも20ドル程度の追加料金を払って座席を指定するようにしている。この時も通路側の席を予約していたんだ。

搭乗してから分かったのは、私の座席の列が綺麗に真ん中の席だけ空席だったということ。「こういうこともあるんだな」と面白半分に写真を撮っていたんだけど、この席が思いもよらぬトラブルを呼ぶこととなるんだ。

搭乗が終わり、私は目を閉じてリラックスしていた。すると突然、足を軽く叩かれた。「なんだ?」と思って見ると、そこには優しそうな女性が立っていて、こう言われたんだ。

すみません、夫があなたの隣の席で、私は向こうの席なんです。席を交換してもらえませんか?
ふと見ると、彼女の夫がその後ろに立っていて、生後6〜12ヶ月くらいの赤ちゃんを抱えていた。

その時、私はつい、「ああ、それは残念ですね。でもこの座席は有料で確保したものでして」と答えてしまった。

それを聞いた相手の旦那さんが、「答えはNO」と解釈をしたのか、急に激高しだし、「この列の誰か、席を譲ってくれませんか?」と叫び始めてさ。

そして、そのまま私を睨みつけ、「じゃあ俺がここに座る」と肘で押しのけるように私の横の席に座ってきた。

かなり険悪な雰囲気になってしまったので、とりあえん何か質問でもしようと思い、「二人並びの席は取れなかったんですか?」と聞いてみたんだ。

すると彼は短く一言「無理だったんだよ」
すかさず私は「予約が遅すぎたんですかね?」と追加で質問してみると、彼はさらに怒りだし、鋭い目つきでこちらを睨みながら「違う」と言い放ってきたんだ。

このままでは本格的に揉め事になってしまうと思っていた矢先、向かい側の窓側席に座っていた若い男性が「私の席と交換しましょうか」と申し出てくれて、私は何とか難を逃れることができた。
彼がストレスを抱えていたのは分かるけど、それでもあの態度はなくないか?

それとも、私が冷たすぎたのか?もう少し柔軟に対応すべきだったのか?
みんなはどう思う?

この投稿に対し、多くのユーザーが意見を寄せました。大半は投稿者を支持する声でしたが、一部批判的な意見も見られました。

  • 隣同士で座りたいなら事前に席を予約するべき。予約しなかったならバラバラになるリスクも受け入れるべき
  • 家族が離れて座っていることをわざわざ詮索するような質問をしたのは良くなかったかも
  • 無計画な家族が他人に負担を強いるのは筋違い。家族で一緒に座りたいなら、それ相応の準備をすべき

「匂いが耐えられない!」食事を禁止された乗客の苦悩

機内では別のトラブルも話題になっています。こちらはフライト中に食事をしていたところ、隣席の乗客から「匂いで気分が悪くなる」と食べるのをやめるよう求められた女性の体験です。

フライト中に、隣の席の人から匂いが耐えられないから食べないでって言われたんだけど、食べてる私は悪い人?

今まさに起きてることなんだけど、私の隣に座っている女性が、小声でブツブツ嫌味を言いながら私を睨みつけてきてる。

乗り継ぎを挟んで8時間のフライト中なんだけど、最初のフライトでは小さなクラッカー1袋しか出なかったから、次も同じだろうなと思った。

それで乗り継ぎの間、食べ物を注文した。その場で食べる時間はなかったから、ゲートの係員に食べ物を機内に持ち込めるかどうか確認したところ、彼女は快く「持ち込めますよ」と言ってくれたの。それで私は安心してハンバーガーとフライドポテトと飲み物を買いに行った。

機内で、トレイを下げても良い状態になったので食べ始めた。
そしたら、私の隣に座っていた女性が「私は肉や揚げ物を食べないの。ハンバーガーとフライドポテトの匂いで気分が悪いわ」と言ってきた。

最初は無視して食べ続けていたけれど、さらに声を大きくして文句を言ってきたので、結局、私はゲートの係員に確認してから食べ物を買ったことを話して、「お腹が空いてるの。ついてなかったわね」と言った。

彼女は客室乗務員を呼んだものの、私には空港で買った食べ物を食べる権利があるのだと言われてたよ。

航空会社の規則では私は正しかったけれど、確かに閉鎖した空間では食べ物の匂いは苦痛なのかもしれない。彼女はまだ私を睨みつけている…私って悪い人なのかしら?

この投稿に対してもさまざまな反応が寄せられ、多くは投稿者を擁護する内容でした。閉鎖空間での食事マナーや個人の権利について活発な議論が交わされました。

  • 飛行機の中で食べ物を食べるのは普通のこと。8時間のフライトで何も食べずに我慢するなんて無理…
  • あなたには機内で食事する権利がある。他人が不快に感じるからといって、遠慮する必要はない
  • 公共交通機関では様々な人と空間を共有するもの。匂いが気になる人は自分で対処法を考えるべき

まとめ

機内トラブルに関する2つの投稿から見えてくるのは、限られた空間での他者との共存の難しさです。

座席をめぐる問題では、「事前に支払って確保した席を譲る義務はない」という意見が多数を占める一方、「余計な詮索は控えるべき」との指摘もありました。食事のケースでは、「機内で食べることは基本的権利」という立場が支持されましたが、閉鎖空間での配慮の必要性も議論されました。

どちらのケースでも、航空会社のルールに従っている限り、他の乗客の要求に応じる義務はないというのが大多数の見解でした。

しかし、より快適な旅のためには、他者への配慮と自らの権利のバランスを考えることが重要なのかもしれませんね。


出典:Reddit(AITA for not giving up my seat on a flight?AITA for eating during a flight even when the neighbor asked me not to because she can't stand the smell?)