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飛行機で、指定席に見知らぬ5歳児。母親に注意するも“5分間の言い争い”に!?…決着はいかに<海外の機内トラブル2選>

  • 2025.5.4
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出典:photoAC(写真はイメージです)

飛行機の中で起きる様々なトラブル。予約していた席に他の人が座っていたり、窓のシェードの開閉を巡って言い争いになったり…。

こうした「機内トラブル」が海外SNSで大きな議論を呼んでいます。特に子連れ旅行者と一般乗客の間で起こるトラブルは、多くの人が自分の経験と照らし合わせて意見を述べる傾向があるようです。

今回は、海外のSNSサイト「Reddit」で話題になった2つの「飛行機内トラブル」について、投稿内容と海外ユーザーの反応をご紹介します。

予約した席に子どもが…母親の「冷たい視線」は5時間続いた

飛行機に乗ると、様々な事情から席の場所にこだわる人は少なくありません。特に乗り物酔いしやすい人にとって、窓際の席は重要な対策となることも。

ある投稿者は、そんな自分の予約席に座っていた子どもと母親とのやり取りについて悩みを投稿しました。

自分の席に子どもが座ってたので、どいてほしいと母親に言った。これは悪いこと?

飛行機に乗ることがあったんだけど、乗り物酔いがひどいんだ。乗り物酔い対策として離陸するのを目で見ることにしているから、窓際の席を予約した。

自分の席の場所につくと親子がいたのだけど、子どものほうが私が予約していた席に座っていたんだよね。


だから、私が乗り物酔いしやすい体質だから窓際に座りたいことと、この席はもとから私が予約したものだと母親に丁寧に説明したんだ。
しかし、結局5分間も言い争いをすることになってしまって、フライトアテンダントに予約席の交換はできませんって言ってもらって決着がついたよ。

子どもは5歳くらいで、すっかり不機嫌になってしまい母親は私の事を5時間のフライトの間ずっと冷たい目で見ていた。
この場合、私は悪いのか?

この投稿に対して多くの共感の声が集まりました。コメントの多くは投稿者の味方となり、子連れだからといって特別扱いを期待するのはおかしいという意見が目立ちました。

  • 席を交換したら体調が悪くなる可能性があるのに、自分の予約席を譲る必要はない
  • 母親が最初から窓際の席を予約していれば問題は起きなかったよね?
  • 子連れだからと言って他の乗客の権利を侵害していいわけではない

窓側の席を取ったら「窓を開けろ」と要求…飛行機の窓はだれのもの?

飛行機の窓側の席には、多くの人が様々な理由で座りたがります。しかし、窓のシェードを開けるか閉めるかで、周囲の乗客との意見対立が発生することも。ある投稿者は、自分が確保した窓側席で起きた出来事について投稿しました。

先週末に起こった出来事なんだけど、聞いてくれる?

私はその日、出先の結婚式から帰るために飛行機に乗ったんだ。

利用したのは座席指定なしの航空会社で、私は最後の搭乗グループだった。でも、奇跡的に前方の窓側の席が空いているのを見つけて、すぐに座ったんだ。

すでに隣には年配の女性2人が中央席と通路側の席に座っていて、私が「すみません、ここに座るので通してもらえますか?」とお願いしたんだ。すると、あからさまに不機嫌そうにしだして大きなため息をつかれた。

まあそれでも、「別にいいか」って思ってフライトを楽しむことにしたんだ。約4時間半と比較的短いフライトだったしね。

はじめは特に問題もなく過ごしていたけど、到着の45~50分前くらいに、着陸予定の都市が見えてきたときに、問題が発生したんだ。

というのも着陸に近づくにつれてだんだんと、窓側からの光が激しくなってきてさ、あまりのまぶしさに思わずひさしを下げたんだ。

すると、すぐに隣の女性が私の肩を強めに叩いてきて、窓のひさしを開けるように頼んできてさ。私は「すみません、でも太陽の光が眩しいので開けません」と丁寧に断って、イヤホンで音楽を聴き始めた。

するとまた肩を叩かれて、今度は怒った口調で「私たちもお金を払って飛行機に乗っているんだから、窓を開けて!」と言われ、しまいにはその女性が私の体の前に腕を伸ばして、無理やりひさしを開けようとした。

反射的に私は彼女の腕をブロックして、「すみません、でももし窓から景色が見たかったのなら、この席に座るべきだったと思いますよ」と一言。彼女はショックを受けたような顔をして抗議してきたけど、私はもう一度「この席に座りたかったなら、自分で確保すべきでしたよね」とだけ言って、イヤホンをつけ直した。

確かに彼女たちも私と同じようにお金を払って飛行機に乗っている。でも、それが「窓の開閉を決める権利」に関係するのかはよくわからない。

これって私が悪いのかな。みんなはどう思う?

この投稿に対しても、多くの人が「窓側の席に座った人が窓の開閉を決める権利がある」という意見で一致していました。飛行機のマナーとして広く認知されているようです。

  • 窓のシェードは窓側の席に座っている人だけが調整する権利があるというのが飛行機のマナー
  • 座席指定なしのフライトはこのようなトラブルが起きやすいため避ける人も多い
  • 高齢者には窓側の席が身体的に選びにくいので、しょうがない部分もあったかも

まとめ

どちらの事例も、基本的には「予約した席」や「確保した窓側の席」に関する権利は尊重されるべきという意見が多数を占めていました。

子連れだからという理由や、年配者だからという理由だけで、他の乗客の権利が制限されるべきではないという考え方は、文化や国を超えて共通しているようです。

しかし同時に、お互いの事情を理解し、可能な範囲で譲り合うことの大切さも指摘されています。誰もが快適に過ごせる飛行機内環境のために、事前の席の予約や、お互いの状況への理解と尊重が大切なのかもしれません。


出典:Reddit(AITA for telling a mom her kid couldn't have my seat on a plane?AITA for sitting in the window seat on a plane and keeping the shade down?)