重要な舞台に大遅刻…劇場を“出禁”になるも→変わった“土下座”で千原ジュニアを納得させた【人気芸人】とは？

若手芸人にとって、“劇場”は芸を磨く道場であり、生き残りを懸けた舞台でもあります。そんな聖地とも呼べる劇場をまさかの“出禁”にされた芸人がいました。しかも、そのペナルティとして命じられたのは“コーヒー200杯を売る”という前代未聞の“社会奉仕”。笑いに命を懸ける芸人が、舞台の代わりに立たされたのは……なんとカフェのカウンターだったのです。

この衝撃のエピソードを語ったのは、今や賞レース常連の実力派コンビの一人。2021年4月29日放送の読売テレビ・日本テレビ系『ダウンタウンDX』の“クズ芸人”にスポットを当てた回で、その芸人のあまりに自由すぎる素行が暴かれました。

遅刻で劇場を“出禁”になり、ペナルティでコーヒー200杯販売を課された若手芸人とは？

さてここでクイズです！

遅刻で劇場を“出禁”になり、ペナルティでコーヒー200杯販売を課された若手芸人とは？

ヒント…

①『M-1グランプリ』決勝常連のコンビ・オズワルドのメンバー

②遅刻魔でありながら“許される技術”を持つ芸人

コーヒー200杯販売がペナルティ⁉

正解は、オズワルド・伊藤俊介さんです。

番組内で明かされたのは、オズワルドの2人がまだ駆け出しだった頃の出来事。なんと、劇場のこけら落とし公演という重要な舞台に大遅刻。支配人は当然激怒し、しばらく出入り禁止という厳しい処分が下されました。

ただ出禁にするだけでは終わらなかったのがこの劇場のおもしろいところ。彼らに課せられたのは、“劇場に併設されたカフェでコーヒーを200杯売り切る”という一風変わったペナルティ。芸人たちが働くその場所は、通称“囚人カフェ”と呼ばれ、伊藤さんをはじめとする問題児たちの更生の場となっていたのです。

伊藤さんはこの謹慎中もまったく反省する様子はなく、喫煙タイムを“必要な落ち着きの儀式”と主張。さらには、かつてキャバクラのボーイ時代に習得した“許される土下座”を披露。共演の千原ジュニアさんも思わず「おぉ…ええよ…」と許してしまうほどの完成度で、スタジオは爆笑に包まれました。

エピソードを知るとより好きになるかも！

遅刻を繰り返し、劇場を追い出されたオズワルド・伊藤俊介さん。しかし、そんな“クズ行動”すらも笑いに昇華し、謹慎先でも伝説を残すあたり、さすがは芸人。怒られても、干されても、結局は舞台に戻ってくるのが本物の芸人なのかもしれません。

真面目すぎるだけでは生き残れない世界。伊藤俊介さんの“破天荒な反省”は、令和芸人の新しいカタチを見せてくれたのではないでしょうか！