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「50年で1回もそんなの聞いたことない」Netflixドラマ『極悪女王』の描写にイラっとし、物申した人気プロレスラーとは?

  • 2025.6.1
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(C)SANKEI

2024年に配信が始まったNetflixオリジナルドラマ『極悪女王』は、昭和の女子プロレス黄金時代を描いた話題作。迫力ある演出と人間ドラマで高い評価をえる一方、その描写をめぐって“実在の人物”が声を上げる事態も。その一人が、女子プロレス界を50年以上にわたって牽引してきた現役レジェンドプロレスラー。自身の公式YouTubeチャンネルでドラマを観た感想を語るなかで、イラっとしたと強い言葉で異議を唱えたのです。

一体、誰が何に対して怒ったのか?クイズ形式でご紹介します!

「この世界に入って50年で1回もそんなの聞いたことないよ」とNetflixドラマ『極悪女王』に物申したプロレスラーとは?

さて、クイズです!Netflixのドラマ『極悪女王』では、プロレス業界を描くなかで“ブック”という言葉が登場。

これは脚本や展開を事前に決める“演出”という意味で使われている用語ですが、作中では“八百長”のようなニュアンスに見える描写があったとされ、それを観たある女子プロレス界の大御所が不快感をあらわにしました。

「この世界に入って50年で1回もそんなの聞いたことないよ」と語り、実際に脚本を手がけた鈴木おさむさんに“直談判”もしたそうです。

さて、このプロレス界のレジェンドとは誰でしょうか?

ヒント…

① かつて長与千種さんとも名勝負を繰り広げた人物

② 医師である夫とのYouTubeチャンネルも人気

「そういうふうに思われるのが本当にイラっとくる」

答えは……ジャガー横田さんです!

プロレス歴50年以上のレジェンド、ジャガー横田さんは、2024年10月12日に配信した自身のYouTubeチャンネルで、Netflixドラマ『極悪女王』の描写に対して明確に抗議の声をあげました。

番組内で登場する“ブック”という言葉について、医師である夫・木下博勝さんが「八百長みたいな意味で使われているんですよ」と説明。これを聞いたジャガーさんは「ビックリしたわ、私。この世界に入って50年で1回もそんなの聞いたことないよ」「そういうふうに思われるのが本当にイラっとくる」と怒りをあらわにしました。

また、ドラマ内で描かれた自身と長与千種さんとの試合結果についても「私は(長与)千種(さん)に負けてない」と主張し、制作総指揮の鈴木おさむさんに直接問うたそうですが、「ドラマですから」と返されてしまったと苦笑まじりに語っていました。

エピソードを知るとより好きになるかも

ジャガー横田さんの発言からは、プロレスという競技への誇りと、ファンに対する誠実さが伝わってきます。

ドラマの演出とはいえ、実在の人物と歴史を題材にするなら“事実との違い”に対して声を上げるのも当然のこと。フィクションとリアルの間で揺れる表現に、一石を投じたジャガーさんの真っ直ぐな姿勢は、プロとしての矜持そのものといえるでしょう。