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26年前、日本中が心を躍らせた“革命のデビュー曲” アイドルの常識を吹き飛ばした“国民的スターの原点”

  • 2025.5.26

「これはただのデビュー曲じゃなかった。“時代が動いた”音がした」

1999年、突然の“ハワイからのデビュー発表”で話題をさらった新星グループ「嵐」。その記念すべきデビューシングルが『A・RA・SHI』だった。

ポップでもあり、ラップもあり、ダンスも映える。それは、従来の“王道アイドル像”とは一線を画す、“嵐”という名の通りの鮮烈な登場だった。

26年前、日本中が心を躍らせた“革命のデビュー曲”

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Google Geminiにて作成(イメージ)

デビュー当初の嵐は、どこか“異色”の存在だった。王道のアイドルソングではなく、RAPやR&Bの要素を取り入れた楽曲。ダンスもスタイリッシュで、衣装も派手。だが、それが逆に“時代の風”を感じさせた。日本中が心を躍らせた。

松本潤、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、大野智ーー。

個性がまったく違う5人が、それぞれのスタイルを持ちながらも、ひとつの「嵐」としてまとまっていく姿に、ファンは心を奪われていった。

時代の新しい扉を開いた5人 “アイドルの常識”を吹き飛ばした“国民的スターの原点”

『A・RA・SHI』の登場は、00年代以降のアイドルの在り方を根本から変えるきっかけにもなったと言えよう。

アイドルが歌って踊るだけでなく、演技・バラエティ・報道・司会など、多方面で活躍する“マルチタレント化”の先駆けとなったのが嵐。

そして、その土台となったのが、このデビュー曲に詰まったエネルギーだった。アイドルの常識を、嵐が文字通り吹き飛ばしていったのだ。

通常、アイドルグループは年数を重ねるごとに代表曲が更新されていくもの。だが、嵐にとって『A・RA・SHI』は今も色褪せることのない“代表曲”であり続けている。

それはきっと、この曲が“始まり”以上の意味を持っているから。夢、仲間、未来ーー。すべてがこの曲に込められていた。

当時も、これからも“嵐”を巻き起こし続ける存在

26年という時を経ても、『A・RA・SHI』が流れると、空気が変わる。まるであのデビュー当時の勢いときらめきが、そのまま今にも甦ってくるように。

この曲は、ただのノスタルジーではない。嵐という存在が、この時代をどう駆け抜けてきたかを象徴する“旗印”なのだ。

2026年5月いっぱいで活動を終了することを発表した彼らだが、デビュー当時から変わらず、これからも多くの人の心の中で“嵐”を巻き起こし続けるに違いない。


※この記事は執筆時点の情報です。