1. トップ
  2. 医師「最悪の場合、抜け毛になる」→実は“頭皮”を傷めつけている…絶対に避けたい“NG生活習慣”とは?【医師が解説】

医師「最悪の場合、抜け毛になる」→実は“頭皮”を傷めつけている…絶対に避けたい“NG生活習慣”とは?【医師が解説】

  • 2025.5.3
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「頭皮マッサージをすれば髪にいいはず」「スカルプケアアイテムを使っているから安心」――
そんなふうに思いながら頭皮ケアをしている人も多いかもしれません。

ところが、良かれと思って続けている習慣が、実は頭皮を傷め、最悪の場合は“抜け毛の原因”になっていることもあります。
美しい髪は健康な頭皮から。つまり、間違った頭皮ケアは、髪のコンディションそのものを左右する重要な要素なのです。

この記事では、美容師の視点から見た「頭皮ケアで避けるべきNG習慣」と、その理由、そして今日からできる正しいケア方法について解説します。

頭皮の健康が“髪の質”を決める理由とは?

髪の毛は、頭皮の中にある毛根から生えています。
毛根の奥にある「毛母細胞」が細胞分裂を繰り返すことで髪が伸び、その活動を支えているのが「毛細血管」から届けられる酸素や栄養です。
つまり、頭皮の血行・清潔さ・うるおいバランスが髪の成長に直結しているということです。

ところが、生活習慣の乱れや間違ったケア方法によって頭皮環境が悪化すると、毛根の働きが弱まり、髪が細くなる・ハリやコシがなくなる・抜け毛が増えるといったトラブルにつながります。

とくに30代以降は、ホルモンバランスや代謝の低下により、頭皮環境が変化しやすいタイミングでもあります。
だからこそ、「自己流」や「イメージ先行」のケアではなく、正しい知識に基づいた頭皮ケアが必要なのです。

実は逆効果!頭皮ケアでやりがちなNG習慣とは?

以下は、実際よく見かける「頭皮を傷めるNGケア」の代表例です。
つい無意識でやってしまいがちなものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

■ NG1:爪を立てて頭を洗う/強すぎるマッサージ

頭皮マッサージは血行促進に効果的ですが、爪を立てたり強くこすったりすると頭皮を傷つける原因になります。
傷ができると炎症が起きやすくなり、毛根がダメージを受けて抜け毛やフケ、かゆみの原因になります。指の腹でやさしくマッサージしながら洗うのが基本です。1回あたり1〜2分を目安に、頭皮全体を丁寧にほぐしましょう。また、マッサージ用の櫛を使用する時も優しく刺激しましょう。

■ NG2:頭皮が乾燥しているのに保湿ケアをしていない

肌には化粧水や乳液を使うのに、頭皮には何もしていないという人は意外と多いもの。
シャンプー後にそのまま乾かすだけでは、頭皮の水分が奪われ、乾燥によるかゆみ・フケ・皮脂分泌の乱れが起こりやすくなります。頭皮用のローションや美容液を使って、肌と同じように保湿ケアを習慣化しましょう。とくに乾燥が気になる冬場は重点的に。

■ NG3:洗浄力が強すぎるシャンプーを使っている

「スッキリ感が好き」「洗った気がするから」と、メントール入りや強い洗浄成分を含むシャンプーを選ぶ人は要注意。
こうした製品は皮脂を取りすぎてしまい、頭皮の乾燥や皮膚バリア機能の低下を引き起こします。
アミノ酸系や弱酸性のマイルドな洗浄成分を含むシャンプーを選びましょう。頭皮が敏感な人ほど低刺激処方を重視することが大切です。

「やさしく整える」が頭皮ケアの基本。髪は土台から育てる

頭皮ケアは「たくさんやるほど効果がある」ものではなく、正しいやり方で“やさしく整える”ことが最も効果的です。
過剰な刺激や間違ったアイテムの選択は、髪にとってマイナスになりかねません。

以下のチェックリストを参考に、今日からの頭皮ケアを見直してみましょう。

頭皮を守るためのセルフチェック:

  • シャンプーは爪を立てず、指の腹で洗っている
  • 洗髪後、頭皮の乾燥対策をしている(保湿)
  • 頭皮用美容液やローションを使ったことがある
  • 強すぎる洗浄力のシャンプーは避けている
  • 頭皮マッサージは気持ちよい程度の圧で行っている

髪の印象は、頭皮の状態で大きく変わります。
「育てるケア」に切り替えることで、将来の抜け毛・薄毛の予防にもつながります。

今の習慣を見直して、“頭皮から美しい髪”を育てていきましょう。


監修者:PRIDE CLINIC 院長 久野 賀子(https://pride-clinic.com/)

2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業。
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。