「きっと毒親なんだよ…」子を持つ選択をした女性が乗り越えた“母親との関係”とその後の人生とは？

尾持と書いておもちと読む、尾持トモ（尾持トモの漫画blog）さん。主に本人や友人の実体験などをベースに漫画を描き、ブログやインスタで発信しています。

子を持つ選択をした女性と、子を持たない選択をした女性たちの話。母親の日記を読んだことにより、〝子を持たない選択〟をしたホシミさんでしたが…？

産んだ理由よりも今

「産んだら不幸になったなんて思ってない」「ホシミがいてよかったって今は思ってる」と話す、ホシミさんの母親。かつて母親の日記を読んだことにより、〝子を持たない選択〟をしたホシミさんは「傷ついた気持ちは消えないし私の人生も変わってしまった」と思いながらも、「私はちゃんと愛されてた」と知り大粒の涙を流すのでした。

一方、〝子を持つ選択〟をしたマムさんはというと、とある女性から感謝されていました。「人それぞれ色んな生き方して当然なんだから」と話すマムさんですが、そう話せるのは「産んだら幸せですよって沢山の他人に押し付けすぎた」という失敗経験があるから。そこでマムさんが学んだのは、自分は産んだら幸せになったけど、嫌がっている人にまで押し付けるものじゃないということ…！

そして、少し前、友人のホシミさんやキクさんに愚痴を聞いてもらっていたマムさん。「子どもを産んだ理由がひどくて…」と漏らすマムさんに対し2人は「産んだら幸せになったなんて素敵じゃん」「産んだ理由よりも〝今〟子どもを愛してるかどうかでしょ！」と前向きな言葉をくれたのです。2人の励ましもあって、幸せな子育てができそうな気がするマムさんなのでした。

〝子を持つ選択〟をした女性と、〝子を持たない選択〟をした女性たち…。選んだ道は違えど、おたがいの状況や立場を理解して、尊重し合える関係が素敵ですね。「子どもを産んだ理由がひどくて」と話したマムさんでしたが、ホシミさんの言う通り「〝今〟子どもを愛してるかどうか」が大切なのだと思います。こうした前向きな言葉をホシミさんが言えるようになったのも、ホシミさんがきちんと母親と向き合ったから。そして、母親と向き合う後押しをしてくれたのは他でもないマムさんでした。

一見交われない選択をした者同士ですが、だからこそ言えることもある…今後もよい友達付き合いを続けてほしいですね！

※実体験をもとにした創作漫画です

ブログ：尾持トモ（尾持トモの漫画blog）