「産まなきゃ良かったんでしょ」自分のせいで出て行った母親と対面…娘が涙ながらに訴えた言葉とは？

尾持と書いておもちと読む、尾持トモ（尾持トモの漫画blog）さん。主に本人や友人の実体験などをベースに漫画を描き、ブログやインスタで発信しています。

今回は、ホシミさんの話。離婚して家を出て行ったお母さんが「ウチにいる」と、おばあちゃんから電話がかかってきて･･････？

お母さんとの話し合い

おばあちゃんから電話がかかってきたホシミさん。なんと、離婚して出て行ったお母さんが、おばあちゃんの所に居るというのです。どうやらお母さんは、おばあちゃんにも詳しい事情を話していない様子で、布団で寝ている様子･･････。「子どもなんか産まなきゃよかった」「ホシミのせいで離婚失敗」などが書かれた日記の存在を知っているホシミさんは、「会って話すべき」というおばあちゃんの言葉を聞いて、動悸が止まりません。

このことを友人に話すと、友人は「大切に育ててたことは本当だったんじゃないかな」「お母さん･･･ホシミのこと好きだと思うよ」と背中を押してくれました。友人のおかげで、ホシミさんは意を決してお母さんと顔を合わせることに･･････。

「20年以上･･･『妻』をやってきて疲れちゃった･･･」とホシミさんに話すお母さん。しかし、お母さんの本音すべてが書かれた日記の中身を知っているホシミさんは「『母親業』にも疲れちゃったんだよね？」と切り出します。そして、日記をすべて読んだこと、自分の前では仲良し夫婦を演じてくれてたことに23年間気がつけなかったこと･･････。お母さんへの感謝などをつらつら話し始めました。

しかし、「全ての私物を持って出ていったのに」「日記だけを家に置いていくなんておかしいよね」と次第にお母さんを責め始めるホシミさん。さらに、「『お前を産んだせいで不幸になった』って伝えたかったんでしょ･･･？」「お母さんの日記を見て私･･･子を産まない選択をしたよ」と告げ、お母さんを驚愕させるのでした。

自分のせいで、自分の子どもが子どもを産まない選択をした･･････。これは、母親にとっては、いちばん聞いてて辛い言葉なのではないでしょうか。20年以上、本音をホシミさんに気づかせなかったということは、友人の言う通り、ホシミさんに対する愛情は間違いなくあったと感じるのですが･･････。それでも、娘であるホシミさんが受けたショックも、計り知れないものだと思います。

どうか、ホシミさん親子が、お互いへの愛情を再確認できますようにと、祈らずにはいられません･･････！

ブログ：尾持トモ（尾持トモの漫画blog）

※実体験をもとにした創作漫画です