【中之島】リーガロイヤルホテル大阪が新たな装いでグランドオープン

2025.4.8

こんにちは！編集部Oです。中之島で開業90周年となるリーガロイヤルホテル大阪が、1年以上に及ぶリニューアル工事を終えて「リーガロイヤルホテル大阪ヴィニエットコレクション」として4/1にグランドオープン。オープン記念セレモニーの様子を取材してきました。

世界が注目するブランド「ヴィニエットコレクション」を導入

ヴィニェットコレクションは、IHGホテルズ＆リゾーツが運営するラグジュアリー＆ライフスタイルホテルのブランドで、日本で初めてリーガロイヤルホテル大阪に導入されました。「まもなく開催される大阪・関西万博や、IR（統合型リゾート）開業に向けて、日本全国から来るお客さま、日本を訪れる外国のお客様にあたたかいおもてなしができる場にしたい」と、ロイヤルホテル代表取締役社長の植田文一さん。ロビーは日本の伝統美を残しつつ重厚感のある空間に、客室はロイヤルグリーンを基調とした格調高い空間へと生まれ変わりました。

新ユニフォームのデザインはコシノジュンコさん

内装のみならず、ホテルスタッフのユニフォームも刷新。「伝統と革新の融合」をコンセプトに、大阪出身のデザイナー・コシノジュンコさんがデザインを手がけました。使用する色数をなるべく減らし、10年、20年先でも時代を感じさせない、シンプルでホテルスタッフらしいデザインにしたとのこと。ホテルスタッフによるファッションショー形式でお披露目されました。

「大阪から世界に飛び出したコシノジュンコさんに倣って、リーガロイヤルホテルもヴィニエットコレクションに入ったことで、大阪からグローバルに世界に羽ばたいて行きたいと思います」と総支配人の中川智子さん（写真下・中央右）は話します。

■新ユニフォームは背中に注目！

スタッフユニフォームについて、「お客さまを案内する時に背中を見せることになるので、背中が特徴です」とコシノジュンコさん。そう言えば、後ろ姿にキラッと光るワンポイントが！

リニューアルオープン後のファーストチェックインはコシノジュンコさんに。記念の花束が贈呈されました。

音楽あふれる演出に驚きと感銘！

セレモニーでは、日本のホテルに初めて設置されたというピアノ「スタンウェイスピリオ」をピアニストの菊池亮太さんが演奏するオープニングや、オペラ歌手マリア・セレンさんによる歌と乾杯も。テノールとソプラノを一人で歌い分けるマリア・セレンさんの声量に、ロビー中が振動しているようでした。

テープカットならぬ「手ぬぐいの結び」

最後はテープカットに代えて、大阪の伝統的な染色法である「注染」で染め上げた2種類の手ぬぐいを1つに結ぶ「手ぬぐいの結び」が行われました。中之島の川をデザインしたこの手ぬぐいを結ぶことで、ロイヤルホテルとIHGホテルズ＆リゾーツが同じ船に乗り、川から海に流れて世界に広がっていくことを表現しているのだそう。中央で手ぬぐいを結ぶのは、ベントール・グリーンオーク社の代表取締役社長ダニエル・クリーブスさん。今後も新しい「リーガロイヤルホテル大阪ヴィニエットコレクション」に注目したいですね。